ギョウザさんの映画レビュー・感想・評価

ギョウザ

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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.8

【勇敢なタクシードライバー】
タクシードライバーの人が「この国は平和だ」って言っても、それはソウルの話で、クァンジュは国の武力による統制を受けている。
今の世界情勢も構成が似ている気がしました。
かと
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.6

≪生きてるって感じる瞬間≫

痛い、嬉しい、辛い、楽しい、…
感情がドバッと出るときに、生きてるんだなあ、と実感する、というのには納得です。

この映画では、その"痛い"にフォーカスしています。
喧嘩
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.6

どんな偉大な科学者でも、最後にたどり着く一般解は愛でした。

逆にもしかしたら、偉大な科学者ほど、その解を出すまでに時間がかかる場合もある、とも思いました。

私なんかまさに、仕事仕事仕事、ってある意
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

【半地下と豪邸】

正直びっくり。
すぐ隣の韓国でこんなに貧富の差があるとは…。
っていう自分みたいな、それなりの収入を持つ無知な人が、
今回の半地下のような方たちを、知らぬ間に傷付ける可能性があると
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.4

【パリに行けます】

舞台となっているパリの、あのオシャレな雰囲気に飲み込まれます。

パリに対してコアな愛情を持つ主人公の話も面白いですが、パリの色んなところ見れるのが見どころかと。

旅行で行く機
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

エピソード9、ほんとにほんとに楽しみにしていて嬉しくもあり、完結編ということで悲しくもありました。


親と子、師と弟子
そして、子が親になり、弟子が師になる

これを42年間に渡って表現した映画なん
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.4

【モノクロで映される家族愛】

ラストの波にのまれている子供を助けに行く長いカットがとても印象的でした。

2人の姿が見えないと思い、走り出して、荒波の海に入っていく。波の間に見え隠れする小さい頭に向
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.4

前半、主人公が暴力や性など欲望のままに生きる最低な胸糞バイオレンス映画から、後半、その主人公への仕返し…


シャイニングの監督の作品ということで鑑賞しましたが、あまり響かず。

完全に予備知識なしで
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.2

初見では、B級ゾンビ映画として、前情報なしでそこそこハードル高めで見ると、面白いです。私がそうでした。

で、今回は4回目?笑くらいでしたけど、
2, 3回目くらいが1番楽しめると思います。
90分な
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.0

【ヒーローになりたがるわがままな青年】

選挙ボランティアの女性を誘うときや、売春婦の女の子に近づいたときの言葉が、
孤独を感じているように見えたから、何かから逃げ出したいように見えたから、でした。
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ゴーストマスター(2018年製作の映画)

3.6

《モンスターになっても自分の作品をつくり上げろ!!撮れ!!》

初めての試写会でした。
監督さんの話聞けると面白いですね。
作品って監督の意向だけでなく、役者やスタッフの考えや個性を混ぜて作ってるんで
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

登場人物は黒人だけで、さらにその中でのマイノリティに注目した話

グリーンブックのマハーシャラアリが出ている映画とのことで鑑賞した訳なのですが、黒人、ドラッグ、ゲイなど、けっこう重いテーマでした。
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地上の星たち(2007年製作の映画)

4.0

《子供の葛藤に気付ける大人になりたい》

久しぶりに泣きました。
美術の先生(アーミルカーン)で出てくるまでツラくてツラくて。出てきたあとでも泣きましたが。

うまく自分を表現できない男の子と、世の中
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

3.0

同じ仲間がいないと、社会的というより精神的に生きていけない。

北欧の森の中は、神秘的な雰囲気を出していて引き込まれますね。

ちょっと難解でした。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.0

この時期に思うことは、どこの国でも同じなんですね。
どちらかというと、ヒロインの親目線になっていました。
もう少し若い時に見てたら、印象が違ったかな。

あと、Hand in my pocket 好き
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.2

ティムバートンの世界観がいいですね。俺もじいちゃんの武勇伝よく聞くけど、あれほんとなのかな。

ユアンマクレガー、やっぱかっこいい。

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.2

最初に、人物の設定とか、あとで回収するんだろうなっていう伏線とか、わからないことだらけで始まって、

あとになって点と点がつながる感じ、これが気持ちいいですね。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

強烈で苦しかったです。

貧富の差、蔑み、馬鹿にする、暴力をふるう、
人間の永遠の課題なんだと思います。

それと、自分ってなんで存在してるんだろうって考える時。誰でも少なくとも 1回はあると思います
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アメリ(2001年製作の映画)

3.0

アメリのカラフルな世界観よかった
楽しいことを追っていきたいね

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.6

小学生の夏を舞台にした話

ジリジリとした日照り、涼しげな木陰と水流、どこからか聞こえるセミの声、緑の田んぼ、一面の草原、自販機のコーラ、、、
夏っぽさ満載🐧🐧🐧

小学生の頃に戻って、アオヤマくんと
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.2

所長の発狂シーンがネタになってたため、イカれた話をイメージして鑑賞しました。

ストーリー自体はそこまでイカれてはない印象でした。
夢の中なら、どんなこともできる、どんなものにもなれる。

夢と現実が
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天気の子(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

見るなら絶対今の時期に見た方がいいです‼️
雨と晴れの描写がとても素敵です。

レイトショーで見た後ですが、明日がどんな天気でも、明るい気分になれそうな気がします。


あと、今作は今まで以上にほんと
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.6

久しぶりに出てきたボーに惚れました。
前までは帽子を被ったお嬢さんって感じでしたけど、あんなカッコいい女性だったんですね。
映像がこれまでとは格段にキレイになったのもあるのか。
それもあってのラストな
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.6

最後の話が1番印象的でした。
大人になったからもう戻れない、時間が過ぎてしまった、虚しさ、寂しさ、などの感情が響きますね。
これが人生です。

あの都会の繊細な絵と山崎まさよしのOne more ti
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ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(2019年製作の映画)

3.4

結局、リメイクものって見ちゃうんですよね。話はそっくりそのまま。
でも、懐かしさが強すぎました。レイモンドの声の海賊トレーナーが出てきたときと、風といっしょにが流れた時は、ちょっと涙出ました。

アラジン(2019年製作の映画)

3.2

吹き替えで見ました。
中村倫也の声のアラジンがかっこよく、やっぱ山ちゃんの声のジーニーは安定感ありました。
他の方のレビューでもよく書かれてはいますが、ジャスミンの設定を変更したのは好印象でした。

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.0

おっさんの声のピカチュウがポイントなのかもしれないけど、やっぱりかわいくない😂
ポケモンと共生している世界観は、アニメとかゲームにない雰囲気で楽しめた

劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

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映画館で初めて見た映画

映画館で見ることが、自分の中の特別なことになって、映画はワクワクするものという認識を子供の頃に持ちました。

「なんでこんなに覚えているんだろう」っていう思い出
特に具体的な
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.2

旅行で北京へ行くため、予習のつもりで見ました。
溥儀の生涯を追って、中国の歴史に理解を持てました。
紫禁城を生で見たくなりましたね。

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

小さい頃の思い出は一生の宝物になる
3姉妹にとって、子供の頃に姉妹やお父さんお母さんと過ごしてきた日々は、きっととても幸せな思い出だったのだろう
だから、すずにも幸せになって欲しいと思い、鎌倉の家に呼
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キングダム(2019年製作の映画)

3.0

シンプルにキングダムファンは楽しめる!
キャストがほんとはまっていたし、山の民の住処のスケールは圧巻

ただ二言申しますと、
もっと劇画な濃すぎる顔でプロレスラーみたいなゴリゴリな体じゃないと、天下の
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.2

残酷なミュージカル映画
どうしてもミュージカルの部分に違和感を持った。
どんなに彼女が夢見心地になっても現実は何一つ変わらない。

手持ち撮影のカメラアングル
見ている自分自身が彼女のすぐそこにいるよ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.2

家族の在り方に正解も不正解もない。どんな生活をしてもいいし、どんな思想を持ってもいい。
しかし、現代を、幸せに、生きていくためには、バランスよく学んでいくことが大切ではないか。とくに、何も知らない素直
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マザー!(2017年製作の映画)

4.2

オススメ胸糞映画。

ぞろぞろと勝手に入ってくる人の群れ、好き勝手始めて、家を壊す。片付けをするのは全て奥さん。そして、妊婦の奥さんへの暴行。やっと生まれた赤ちゃんは神のように扱われて、結局生贄として
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.2

アラゴルンの変わり果てた姿に驚いたけど、トニーの人間味あふれる性格がさわやかな気分にさせてくれました。雪道で止めてきた警察官が、その前に出てきた警察官と対照的で、安心した。今年度のアカデミー賞授賞は納>>続きを読む