独身者は身柄を確保されホテルに送られる。そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、自ら選んだ動物に変えられ、森に放たれる。
狂った世界を描いているのではなくて、すでにこの世界そのものが狂っている>>続きを読む
「フランケンシュタイン」は実験し創造した科学者の名前で、あの怪物は「怪物」でしかないというコスり倒された雑学。スリムクラブ眞栄田とエンタの神様の影響力すごい。
犯罪者の脳を移植してホラーテイストの娯>>続きを読む
実家の最寄駅のライブ音響上映にて。
鑑賞後、ハイネケンを飲みながらの実家への帰り道、ミッシェルとかthe Birthdayを聴いていた登下校と重なってしまってもうだめだった。
睡蓮の花言葉「純粋、と…」
劇中で触れられる第1義以上に、(朝になると花を咲かせ、日が暮れる頃に花を閉じる習性があり、エジプトの最高神である太陽神の象徴とされたことに由来するらしい)「再生」の方がしっ>>続きを読む
ホヤという水棲生物(結局、なにあれ)になぞらえて描かれる、宮城・石巻の離島で暮らす兄弟。
地方ヒューマンドラマらしからぬ、土地や家といった封建的で前時代的なものに回収されない力強い結末が鮮やか。
試写会。ホラーに明るくないけど、Jホラー的な幕引きが最高に不気味。編集・カメラワークが明らかにYouTube出身のデジタル・ネイティブ世代によるモノって感じ。
雨穴の「変な家」もなんかフツーの邦画ホ>>続きを読む
キッチュ。狂ってやがった。
北野任侠映画において「使った人間は幸せになれない」とされる拳銃の代わりに、色恋・衆道が描かれていて皮肉。
侍の生態にとらわれない秀吉と醜女フェチの家康しか勝たん…。
いや『ネビル・ロングボトムと死の秘宝PART2』じゃん。世界クラスの風呂敷畳み。
VIVANTで野崎にネタバレされたけど面白かった。
スタジオツアーの予習に。
ロードムービーとしての整理が上手い。
映画の中のテレビの中の舞台だったり、テレビの外の舞台裏だったり。劇中劇中劇とそのメイキングって、さすがにウェス・アンダーソンがすぎる。
ただ家族観に関して『ロイヤル・テネンバウムズ』とかのほうが好き>>続きを読む
序盤は群像劇としての整理が台湾の街並みくらい混み入っていて集中力を要するが、コミカルでシニカルな人間模様の描写が最高に愛らしくて、気が付いたら没入してる。
ラストカット、白眉すぎ。伝説。
ウィル・フェレル最高。
終盤はもはや『メッセージ』みたいに“““覚悟”””を問う話になっていった。
カイル・クーパーがタイトルバック復帰してたら満点だった。後編泣きながら観ます。
Dolby Cinema。『ハウル』や『千と千尋』を、訳がわからないながらも強烈に惹きつけられて、ゲオでアホみたいにねだって借りてもらい繰り返し鑑賞していた、子どものころの「あの感覚」に一番近く、個人>>続きを読む
清原果耶、整った顔立ちのなかで唯一アンバランスなくらい高い鼻が最高なんだけど、横顔のアップショット多用しているのも相まって、わかってる感がすごい。
それしか覚えてない。
刺さる人には死ぬほど刺さるだろうなあ…オモコロの原宿さんがオールタイムマイベストに公開後速攻選出するのも納得。
怪物日和に観ました。
父さんな、スタッフクレジットにあった「児童世話係」で食っていこうと思うんだ。
4DX。ほぼユニバ。
マリオ×80'sポップ最高。
イルミネーション×任天堂の座組みでディズニーに対して仕掛けていくのがアツい。ただ、二大巨塔の両社ともに移民やジェンダーといった現代の諸問題をなおざ>>続きを読む
公園、作っていきましょう。
編集は黒澤版のほうが好みでした。『生きる』といえばハンコでしょ。
『マザー』から引き続き、創作論×宗教の組み合わせ。
過食による自傷を繰り返すチャーリー(ブレンダン・フレイザー)が死期を悟り、最後に娘を救おうとする5日間。
スラップスティックで馬鹿すぎる設定やギャグ、パロディ、そして「ありえたかもしれない」世界線と現実の肯定というテーマは完全に劇場版『クレヨンしんちゃん』的。
そこに人種や性的指向といった現代的な諸要素>>続きを読む
『THE FIRST SLAM DUNK』は宮城リョータが主役だし、『BLUE GIANT』は玉田を観るための映画。
原作が集中線で誤魔化しがちだった演奏シーンに、『BECK』のように逃げるどころか>>続きを読む
神の映画。神話。
『バーフバリ』からややCGも洗練されてたけど、結局肉体ドリブンな展開が最高。ツッコミどころをあげつらうのは本当に野暮で、「あー、こいつらならマジでやりかねんわ」っていう謎の説得力に>>続きを読む
『君の名は』で隠しきれなかったゼロ年代的なスタンスを脱臭し切ってしまった印象。となると開き直るくらいの『天気の子』のほうが個人的には好きだった。
体裁上は「震災で心に傷を抱えた少女のロードムービー」>>続きを読む
流川ファンの中国人が上映中とか気にせずくっちゃべっていて「4DXの山王戦会場やんけ」とか思っていたけど、そんな彼女らをも黙らせる無音シーンで発狂するほど感動した。
バカの感想だけど、“““バスケの試合>>続きを読む
模様替えテーマソング地球代表『夢中人』!
数字に固執するポエティックなモノローグは評価が分かれるところだけど、たまにはこのくらいキザなのもよき。
『天使の涙』と本作は好きだけど、やや大人な『欲望の翼>>続きを読む
機内。岩下と清野に挟まれてたから泣かなかったわけではない。職歴のない高卒が署名記事からキャリアを始められるのだろうか。小松菜奈だからか?
全体的に目新しさはないが、詩的なラストカットは洒落ていて良き>>続きを読む
さかなクンが千葉県警に任意同行を求められてハコフグ帽を涙ながらに脱ぎ連行されていくシーンは涙なしには見られませんでした…(マジである)。
「性別は関係ない」なら冒頭にわざわざ製作側から言及するべきで>>続きを読む
爆音でガンズ聴きたいってだけで映画館に行く。最高。宇宙ヤギ。
ギャグは確かに過多だが、「マイティ・ソー」としてのジェーン(ナタリー・ポートマン)や、「移民国家」としてのアスガルドの子供たちなどの描写>>続きを読む
アダム・マッケイ、キレッキレ。
Netflixのビッグバジェットを、SNL仕込みのあまりに豪華なキャスティングや確かなCG/VFXなどで余すことなく活用しつつも、演出のメリハリは効いていた。
『ウェディング・クラッシャー』のデヴィッド・ドブキン×ウィル・フェレル&レイチェル・マクアダムス。
ABBAらを輩出したEBU主催の国別対抗音楽コンテストを舞台に、アイスランド代表のウィル・フェレル>>続きを読む
「タブー視されがちな障害者の性を描く意欲作ってところね〜」とみくびっていると後半は期待を裏切られた。
いい意味では、「自分らしさの肯定」というテーマを障害の有無を超えて普遍的に届きうる強度と技巧で表>>続きを読む
「群像劇風の劇映画」という体裁をとりながらも、主眼は変わりゆく下北沢を肩肘張らずに映像に残す試みに置かれている。カウリスマキ的といえる無口な主人公の周囲が有機的に繋がっていく後半が特によかった。
と>>続きを読む
佐々木!佐々木!佐々木!
エモ細字手描きタイポ系青春邦画をぶっ壊そうとする熱量が、何度倒されても立ち向かっていく佐々木そのもの。