かなり辛いことが起こるけれど、重くなりすぎない何か。不思議な映画です。
生きることに執着することの美しさ。痛々しい場面もあるが、主人公とともに耐えてみるべし。
サリバン先生とヘレンのやり取りが凄まじい。スプーンでご飯を食べるまでの長回しのシーンは、役者の本気が伝わってきて、終わった時はこちらまでぐったりするほどだった。
アクション控えめで渋いジャッキー・チェンも素敵ね…。ウィル・スミスの息子さん、すごい。
改めて観たら、お母さん役、タラジさんだったのね…!
小さな頃のお嬢さんとのデュエットが大好き。何気なく出てるルイ・アームストロングが良い。切ないながらも大切に作られた、素敵な映画だと思います。
私の場合、映画の印象はエンドロールが流れた瞬間にぐっとくるかどうかで大きく左右されるため、この映画はその点で最高点だった。
モーガン・フリーマンの語り力はもはや映画界の宝でしょうね。
ストーリー自体は地味なのだが、雰囲気がとても良い。霧島昇の胸のふりこに胸がぎゅっとなる。良い役者揃いで、個人的には赤塚不二夫役の大森嘉之のたたずまいが好きだな。
太地喜和子演じるぼたんが可愛い!寅さんとの息もぴったりだし、ぼたんにはまたシリーズ中で会いたかったな。ラスト、「終」の文字が出た時の爽快感がたまらん。
開始10分くらいで早くも泣いた。子どもにも、かつて子どもだった大人にも、ずっと愛されてゆく名作でしょう。
2、3分しか出ないのに瞬時に雰囲気をかっさらっていく千秋実の演技力について 熱弁しては、「ふーん....?」という反応をもらい続けて数年。
緻密な彫刻作品のような、繊細な楽器のような、深い詩のような、アニメーション作品集。素晴らしいのひとことに尽きます。
とにかく楽しい。特にサルバドール・ダリの登場シーンには相当テンションがあがった。 超個性揃いな登場人物の中の、レア・セドゥーのナチュラルな魅力。いいね。ちょっと蒼井優に似てると思った。