三行半太郎さんの映画レビュー・感想・評価

三行半太郎

三行半太郎

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

5.0

石神に言いたい。隣同士が同じ色になっても良いんだよ、と。自分よりも他の誰かの方が、最愛の人を幸せに出来る確率が高いという解を出すのが切なすぎる。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

椎名桔平と檀れいが事件に絡み出してからつまらなくなった。自分の好みになってしまうが、飯尾和樹と酒向芳の純粋な復讐劇で終わらせて欲しかった。

ペナルティループ(2024年製作の映画)

4.0

一言で言うと、長編の世にも奇妙な物語。

被害者救済と謳っているが、果たして人はこの仕組みで本当に救われるのか?負のループは断ち切れないのでは?という恐怖と狂気を感じた。しかし、クスっと笑えるシーンも
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変な家(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

想像以上にホラー。

自分的に、途中から「変な家」の意味合いが変わってしまったのが残念。呪いとかしきたりとかそっち系か〜みたいな。

最後の斉藤由貴が1番怖い。

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

4.0

恋人、親友、家族、、、様々な愛情を拗らせてダークサイドに堕ちていく描写が切なくも共感できる。そんなヒューマンドラマとアメコミを上手く融合させた作品だと思う。

桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

3.5

「神様は乗り越えられる人にしかその試練を与えない。って言葉が大嫌い」ってセリフが好き。そう言いつつも乗り越えちゃうの凄いなーって思う。

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

ブルーが可愛過ぎてペットにしたい!←私利私欲のために恐竜を競り落としに来た富豪と同類でしたゴメンナサイ

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

4.0

割と絶望的でヘビーな内容だが、長男の責任感、次男の良い意味で楽観的な立ち振舞、父の不器用ながらに最善を尽くそうとする姿勢、そして母のポジティブな言葉に、何だか自分まで頑張ろうと思える作品。

こうゆう
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとした自傷行為だったり、人と自分の世界線にズレを感じたり、自分を受け入れてくれる世界でも上手くやっていけなかったり、、、そんな寧子に共感できるかできないかで評価が割れそうな作品。

仲里依紗の、
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.5

整の言葉が優しくて滲みる。

「弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい」→常に弱い人間(強く生きることが出来ない人間)も、この言葉を鵜呑みにしても良いのかな。

「自分の中から出てきた言葉を使ってくださ
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

物や命さえも奪われる収容所の中で、唯一奪われない記憶を頼りに、山本の遺言を遺された妻に伝えるという発明と、これを成し遂げる山本を慕う仲間たちに感動。

安田顕の、生気を失った状態から再起していく演技が
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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

正義と言える余地がある悪は悪、余地すら無い悪は凶悪。

楽園(2019年製作の映画)

3.5

綾野剛の少女殺害と佐藤浩市の村人殺害。シンクロしない2つの物語を、何故1つの映画に盛り込んだのか謎。でも、各々の物語は異様さ満載で面白かった。共通して言えるのは、村八分は怖い。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

過去作とスピルバーグへのリスペクトが感じられる作品。ただのパニック映画に収まっていないのが素晴らしい。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

「俺が父親の代わりになる」に対するアンサーのような「俺が父の代わりになる」ってセリフに胸が熱くなった!

さがす(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

佐藤二朗が、自分の妻を締め殺そうとした後、その行為に至ってしまった後悔と、楽にしてあげられない(救ってあげられない)という遣る瀬無さに苦悩するシーンに心揺さぶられた。ミュートで演出するのも天才的。ミュ>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

4.0

自分は普通だと思って生きてきた人間が、本当は普通じゃないと気付き絶望しながらも、自分なりの生き方を模索していく様を描いた作品だと思う。

ぶっ壊れた人間も、ぶっ壊してしまう人間も、幸せになる権利がある
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