かいわれさんの映画レビュー・感想・評価

かいわれ

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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.8

いい意味で映画は娯楽だなぁと思う作品
幸せで温かい気持ちになれる

黒い家(1999年製作の映画)

3.9

俳優の演技や映像や音響に不気味な違和感があり、森田監督の演出力を感じる作品
日本ホラーとしてもっと評価されていい作品

麻雀最強戦 the movie(2022年製作の映画)

3.0

最強戦という大会、最強戦に出場する人物、麻雀という競技、どれかに絞って欲しかった

決勝戦のオーラスはまさに麻雀の醍醐味
めちゃくちゃカッコよかった

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.8

当時にこのレベルの特撮はすごい
社会性も含めてしっかりと真面目に作られたゴジラの原点

志村喬が出演しているとは

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

低予算でよくぞここまで仕上げた映像
初代ゴジラへのオマージュもチラホラあり現代版ゴジラという感じ

ただストーリーが分かりやすくすぐに読めてしまえる内容
もう少し複雑でもよかったのでは

シン・ゴジラ
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フリーダ(2002年製作の映画)

3.8

あの名画たちがこんな壮絶な人生から生まれていたとは
神からのギフトだろう

強く闘う女性は美しい

辰巳(2023年製作の映画)

3.4

評判ほどには面白くなかった
ちょっと理解できない感情が多く、なぜ主人公が女の子を守るようになっていくのかなどイマイチ腑に落ちない箇所がチラホラ
ちょっと強引な感じがするかな

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

横溝正史を彷彿とさせるストーリーや水木しげるのライフワークでもある戦争の愚かさなど大人向けの鬼太郎

マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

不条理な難民申請と入国管理局による審査と収容など社会問題がメインとなっているにもかかわらず、映画としての面白さがまったく失われていないことがすごい

クルド人という民族について知ってはいたが彼らが世界
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銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

3.6

「僕のせいかもしれません」
「私のせいかもしれません」
この言葉をみんなが言えば平和なはず

「走れ、過去に追いつかれるな」
前を見て走り続けるしかない

そうやっぱり映画はいいものだと思う

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.8

他人のことは分からないし自分のことも分からない
なぜこんな生き方になってるのかも説明なんてできない
でも自分のアンダーカレントを見つめることは大切かも

真木よう子がこんなに演技が上手いとは

台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.8

日本でいうバブル期や昭和の雰囲気がプンプンする作品
時代と民族性のようなものが上手く表現されている

感覚としてだが映画監督としての技量が圧倒的に高いことは分かる

FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

僕のような高所恐怖症の人間には耐えられない映画でずっと下半身がフワフワしていた
映画館で見なくてよかった

ストーリーは本当によく出来ていて感動的ですらある
ただ高所に取り残されるという内容であれだけ
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正欲(2023年製作の映画)

3.7

原作でもそうだったが、水に性的な興奮を感じる人があそこまで生きることに辛さを感じるのだろうか
水で遊ぶくらいであれば欲求はいくらでも満たせるのではないだろうか
この一点が気になって本と同様にあまり共感
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.7

よくできたお話しで素晴らしい
それぞれのキャラクターもいい

ひとくず(2019年製作の映画)

3.8

ヤクザものとホームドラマをミックスさせた昭和の名残りを感じさせる作品

虐待などを扱う最近のミステリー映画とは一線を画する内容

こんなにクサいラストは今時珍しいがやっぱり安心するしホッとする

想像
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

原作のキャラクターが動き出し話すことに全く違和感がなく完璧な再現性
映像や音響にもこだわりが詰まっている
原作で知ってるはずの試合展開にも興奮し生で観戦しているような感動がある

ただ原作から付け足さ
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.8

年齢を重ねても冒険することを躊躇うな
冒険の先には奇跡が待っている

CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

苦しい

自らの思春期を振り返っても似たような経験はあって、環境が変わるごとに友達も変わっていき趣味嗜好も違っていく
大人になって考えるとそんなことは当たり前と思えるが、若い頃は自らを酷い人間だと自己
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

3.8

「せかい」とは左から出て右に帰ってくるということ

江戸時代には糞も土に還って野菜となりまた口に戻るという循環があった
流されることで忘れがちだが人間も循環の一部であった
全ての人が食べて糞をしながら
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

ランティモス最高
これぞ映画でしか表現できない世界
映像、衣装、音楽、演出、全てが圧倒的
完璧な総合芸術

ベラを通じて世界と人間を知る
新しい環境を見て経験して価値観を作る
真理なんてないんだろうけ
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Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

3.6

まぁこんな映画があってもいい
店長の気持ちかな、「最低だけどそんなに嫌いじゃない」

なんといっても最後はドリフでした

ローラーとバイオリン(1960年製作の映画)

3.6

ローラーってそれなんや
まったく想像してませんでした
そうなるとローラーとバイオリンという対比が最高にカッコいい
労働者と音楽家ということか
センスが良すぎる

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.3

温かい気持ちになる映画
なんといっても登場人物がみんないい人
確かに社会は厳しく辛いことも多いかもしれない、でもきっとどこかに自分の居場所はあり、理解してくれる人達がいる
夜が明けるようにまた始めれば
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僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

3.8

CGを使えば簡単に戦争を表面上は表現できてしまう現代に比べて、戦争を人物の台詞や表情や美しい情景との対比だけで戦争の本質である不条理を描くことに見事に成功している唯一無二な作品

子供が戦争に加担して
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.8

もちろん素晴らしい体験で最高でした
ライブのコンセプトやダンスやステージ衣装や音楽性などなど見所が満載でした

ただスパイクリーの「アメリカンユートピア」が完璧すぎた分、少し編集や映像が見劣りしてしま
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サクリファイス(1986年製作の映画)

3.8

宗教的な素養がない人間にはなかなか難しいものがある
おそらく色々なメタファーが散りばめられているのだろうが、知識が追いつかない

ただそうは言ってもやっぱりタルコフスキーは映像だけでも退屈せずに見てい
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そばかす(2022年製作の映画)

3.4

多様性という今どきのテーマがそのままフツーに語られる映画
設定や演出にも必然性が感じられずツギハギを繰り返した感じ

三浦透子だけが輝いていた

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.3

たった半日で録音されたあの名曲の裏側

子供のようなスティビーワンダー、孤高のボブディラン、無口なマイケル、無邪気なシンディローパーなどわがままなスーパースター達をまとめるクインシーとライオネル
だか
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.8

たった二日だけど忘れられない
いや二日だからかも
いやゲイだからなのか
こんな週末が一生に一度くらいあれば

最後のショットが画角といい色目といい最高に美しかった

たぶんあえてリアルな表現を多くして
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

3.2

死の受け入れだと思うが、設定や台詞があまりにも共感できない

人は死に対してもう少し素直でいいと思う

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.8

何かを終わらせることができるのも旅、何かを始めることができるのも旅
さぁ旅に出よう

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

怖い怖い怖い
全体的にはヒッチコックのような雰囲気があり、徐々に狂っていくところはジョーカーといった感じかな

美術や演出がさすがにA24で王道のホラーもしっかり楽しませてくれる

ラストの表情はミア
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