きゅーさんの映画レビュー・感想・評価

きゅー

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街の上で(2019年製作の映画)

4.1

もちろん恋愛がすべてではないけど、なんというか、人と繋がって、性別関係なく愛を与え合える関係性って素敵だなと思った。

明日からも愛する人たちのことを想って生きていきたい。

HANA-BI(1997年製作の映画)

4.5

花と火、生と死。
それぞれが死に向かって生きているが、その炎は美しくて、決して花に劣ることはない。
殺すことは悪とされても仕方がないが、死は悪ではないということ。美しいということ。
結局、死ぬというこ
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.1

愛する人とふたりだけの世界にいられたら、どれだけ幸せか。
何にも邪魔されたくない。壊されたくない。失いたくない。

残酷だけど、美しい思い出を心に留めておこうと思っても結局記憶はどんな人でも永遠には残
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

すべてを手に入れることはできないと再認識させられた。
だからこそ幾つになっても満足できなくて、
人生はおもしろいのかもしれない。
そして何より、人との関わりはストレスもあるが良いこともたくさんあるから
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から、主人公があややを観て涙を流すシーンにとても共感した。私も寂しさを紛らわそうと、なぜか思い立ってモーニング娘。の楽曲を聴き始め、その日から今現在まで何度となくハロプロに救われてきた。
本作品を
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像が美しかった。
ただ、説明会のあたりからおもしろくなってきたと思っていたため、衝撃のラストに裏切りを感じてしまった。
ちょうど映画を観る前、さくらももこ先生の『そういうふうにできている』を読んでい
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

支配される側の人間から支配する側の人間へと変わっていく姿が妙にリアルでゾッとした。
犯罪者のなかにも、もともと親から虐待を受けたり、学校や職場でいじめにあったりした過去がある人は多いと思うが、きっとあ
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水平線(2023年製作の映画)

4.3

正しさは時に武器になるのだと思わされた。
自分の信じる道を突き進むことは簡単じゃない。
流されず、自分の意志で、自分の守りたいものを守れる強さを持てたら。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

鑑賞直後よりも、自分が日常に戻ったあとにだんだんと深みが増していった。
ああ、あの平山の生活はとても美しかったんだと。
そして自分の見ている世界だって、きっと本当はもっと美しいんだと。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.7

”お金は必要だが重要ではない”
どんな人にも平等に、明けない夜はないのだと思った。

胸が熱くなる作品だった。

カモン カモン(2021年製作の映画)

4.8

大人にふりまわされる子ども。
子どもに悩まされる大人。

分かり合えないって苦しいし、
どこか孤独を感じるけど、
お互いに分かり合おうとした時、面白くなる。

子どもも大人も、ひとりの人間。
誰だって
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