ほにさんの映画レビュー・感想・評価

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どですかでん(1970年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

部屋一面に貼られた電車の絵と、そこに差し込む光がステンドグラスのようにきらめいて美しかった。
おそらく自閉症であろう少年は毎日想像上の電車の運転手として出勤し、どですかでん、どですかでんと口ずさみなが
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バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く(2021年製作の映画)

5.0

よすぎ!最初の新聞配達のシーンすごい好き。
バーブとスターの仲の良さよ。ちょっぴり依存気味だった二人の関係が、旅をきっかけに変わっていく。そのことを後ろめたく感じるけれど、結局許しあう。その尊さ。
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美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

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恋愛のエピソードや買春のエピソードはいらないというレビュー、ミソジニーすぎてげんなりする〜☺️女が自分の性を自由に扱うのが許せないんでしょう。

ナンはパレスチナでの虐殺に声を上げたアーティストの中で
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時代革命(2021年製作の映画)

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待って待って待って待って。
なんで「ユダヤ人はドイツを離れて40年かけて自国を作った。香港人にできないわけあるか?」ってセリフ最後の最後にあるわけ???????
イスラエルはパレスチナ人を殺して追い出
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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序盤はむっちゃ統合失調症の症状じゃん…!とヒヤヒヤした。母の話と繋ぎ合わせると注意欠陥もありそうな。
アダルトチルドレンの本で読んだ、親との関係が子供との関係に影響するという話がばっちり描かれていた。
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

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記憶に関する映画。映像はまさに記憶の記録であること。まなざしの記録であること。

夢で見た内容を忘れていても何かのきっかけで思い出すように、記憶とはそんなにはっきり覚えている/覚えていないと振り分けら
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一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

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男性目線に感じる性被害者の描かれ方。家父長制の社会の中で、おれが男としてお前を(つまり、所有物である女・妻・娘)を守れなくてごめんなと懺悔する男たちの姿が続く。
現状追従の物語には励まされない。。誰の
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

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シーモアを好きになっちゃうの分かりすぎる…!と思いながら観た。整ってるけど歯はガタついていて、笑うとかわいい博識なおじさん。

イーニドの何をやっても満たされないイヤイヤ期みたいな振る舞い。同じように
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神はエイズ(2021年製作の映画)

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表現をする人に見てほしいと思う。何のために、どのような行動を起こすのか、そこにある切実さを。

血液のあるシーンで、どれがトリガーか分からないけど迷走神経反射起こして倒れそうになっちゃって焦った。

ひなぎく(1966年製作の映画)

5.0

サラダ踏みつけただけで不愉快になる全ての人にこの映画を捧げます…痺れ…

あしたの少女(2022年製作の映画)

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冒頭のソヒのダンスの輝きが忘れられない。

ルールの中に放り込まれて順応していくこと。正しさを忘れていつのまにか人を人とは思わなくなっていくこと。誰もが評価に怯えて目の前の人間を見ない。

社会が病ん
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オオカミの家(2018年製作の映画)

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カルト教団のコミュニティに嫌気がさしたマリア。逃げてたどり着いた一軒家で、子豚を人間に見立てて孤独を紛らわせながら過ごす。
ここの解釈ですら間違ってそうで不安。。

ストップモーションアニメだけど、時
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