シンプルでわかりやすい設定で、じっくり人間を描いていて良い。
リーとパトリック、時間を置いたことで出来た2人の距離感がリアル。
悲しみは乗り越えるものだと決めつけてたけれど、そんな簡単なものじゃないし>>続きを読む
時間が淡々と進んでいって、あんまり印象に残らない、事実を無理やり物語に仕立てた感じがする。
産みの母と育ての母との間で揺れてる主人公の心理がよくわからない、初めからどっちとの関係も欲しがればいいのに。>>続きを読む
話がトントン進み過ぎな感じが少しする、葛藤がワンパターン。
富豪と庶民・身体障害者と健常者、2つの落差を埋めて2人で生きていくことはできない、仕方ないけど寂しい。
2人の関係はすごくプラトニック、少女>>続きを読む
ばんえいの描写迫力あって良かった。夜明けの薄暗く寒い中で走る馬の体から蒸気が出ている映像がきれい。
伊勢谷友介と吹石一恵、佐藤浩市と小泉今日子、それぞれの距離感良かった。
伝えたいことわからんし、人間の感情を炙り出すにも胸糞過ぎる。誰も救われない物語はやっぱり嫌。
浅野忠信の不気味さ、どんどん崩れていく筒井真理子の演技はよかった。
罰を受けて、俺たちは夫婦になった、みた>>続きを読む
やっぱりミュージカル映画あんまり合わない。踊り出すのが誤魔化しに見えちゃう。
東京国際映画祭にて
チャンピオンではなく、いわゆる敗者に焦点を当てているのは新しい。
主人公スティーブは、家族を養うために、欧州チャンピオンのスパーリング相手を務める。ボロボロになり、どんなに馬鹿に>>続きを読む
セリフ回しが小気味良い、ラストまではテンポよく話が進む。
ハリウッドに来たばかりのボビーをもっとダサく描いてほしかった。ハリウッドの華やかな世界になじむのが早すぎる。
2人目のヴェロニカ(妻)の存在意>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
宮崎あおいはやっぱり可愛かった。斎藤陽一郎が飛び入りで登壇したのはラッキーだった。
長いけれど、物語の流れ・プロットポイントがしっかりしてて、疲れずに観れた。
バスジャック事件>>続きを読む
中高生特有のクサイ心情が強く伝わる。主人公2人の表情のクローズ、まだ素人感の強い山崎賢人が映画の雰囲気にハマってる。もう少し山崎賢人の人物深掘りしてたらもっと良かった。
MVの監督経験の多い三木孝浩だ>>続きを読む
江戸の街並みや迫力のある火消し、動きのついた水墨画など、アニメーションは観ていておもしろい。
突風やカマキリといったシニフィアンの使い方は印象深くてよかった、特にカマキリ。
登場人物にそれといった魅力>>続きを読む
主人公をレプリカントにしたこともあって、前作よりも人間と人間もどきの間で揺れる心理が描かれてよかった。けど、結局はサイボーグ論を物語の中に落とし込んでる感じが強くて、新しさには欠けている気がする(その>>続きを読む
老人とロボットという、ある種対極にあるものを掛け合わせる設定はおもしろいけど、それだけ。ストーリーは特に盛り上がりも意外性もなくておもしろくない。
吉高由里子のキャラが何をしたいのかイマイチわからない>>続きを読む
デズモンドが衛生兵になるまで、戦場での激しい戦いをバランス良く描いてる。
敬虔なキリスト信者のデズモンドは、戦地で神に助けを求めても、神からの返答はない。代わりに聞こえてくるのは、自分に助けを求める声>>続きを読む
爆破事件が起きるまで、事件発生から犯人逮捕まで一貫して緊張感を持って見ていられる。
おもしろかったけれど、ちょっとアメリカのお国柄の押し売り感がして嫌だった。「テロという悪に対して、愛で立ち向かった」>>続きを読む
テンポが良くて飽きないけど、特別盛り上がる感じもしなかった。
北川景子の役が段々深くなっていくのは良かった。「命を燃やすもの」が実の娘じゃなくて赤の他人というのが、 彼女の人生に今までなかった「人のた>>続きを読む
痛ましい事件を、観るのがキツイくらいとことん描いていて、後にすごく残る。
取り上げてる事件自体は「スポットライト〜」と重なるところがあるけど、もしこれをハリウッドでやってたらここまで刺さらなかったと思>>続きを読む
前半はテンポ良くておもしろい、後半は蛇足感があってイマイチ。
アニメの挿入、ゴスロリと特攻服のファッション等、映像自体は見ていておもしろかった。
物語の内容はほぼない。
物語の緩急がついていて、長めの作品ながら飽きが来なかった。前半はよくありがちな、天才の一生を映画にした作品かと思ったが、主人公が抱える統合失調症という病気を、ある種のファンタジーのように描いていた。し>>続きを読む