暗闇でドッキリカルヴェロさんの映画レビュー・感想・評価

暗闇でドッキリカルヴェロ

暗闇でドッキリカルヴェロ

明日を綴る写真館(2024年製作の映画)

5.0

「人を撮りたくなる」

この作品のことは昨日知ったばかりでした
何だろう、タイトルだけで見たくなり朝1番で映画館へやって来ました
とてもとても良かった
今すぐに人を撮りたくなってくる
そんな作品でした
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湯道(2023年製作の映画)

4.5

「この道を行けばどうなるものか。 危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし。 踏み出せばその一足がみちとなり、その一足が道となる。 迷わず行けよ、行けばわかるさ。」

最近掛け軸が気になってます
湯道道場でのや
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.1

「辛さを乗り越える強さ」

私もポーの詩のような子供だった
漫画やアニメを見たりはしていたけどどこかいつも冷めていた
好きだったものはいつも皆んなとズレていた
感情を表に出している時はいつも装っていた
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ブルー きみは大丈夫(2024年製作の映画)

4.2

「あの頃の僕は」

13歳の少女が忘れてしまうようなことを還暦間近の私は思い出せるのか!
記憶と密接に関係しているのが香りだと聞いたことがあります
子供の頃の思い出の香りって何だろう?

人は、歳を重
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.1

「選ばれないもの」

キッカケは何でもいい
好きなことに出会えた喜びは何者にも変え難い
好きなことと得意なことの違いは仕方のないこと
紙一重の世界ではどうにもならないこともある

人を好きになっても相
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.1

「寝ても覚めても」

優しい映画
事件はとても悲しくて、両親の悲しみはとてつもなく深い
目に見える人達は皆優しく目に見えぬ者どもが攻撃的で辛くなる
まだまだ人を信じたいと思う、思いたい
メディアでは色
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アトラス(2024年製作の映画)

3.5

「ユーモアがだいじ」

相棒は、かなりハイスペックな人工知能
そう
学生の頃に毎週見ていた「ナイトライダー」を思い出します。
若い人は知らないかな〜
まだ、家にコンピュータがなかった頃のお話
人工知能
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.0

「命の行くへ」

石原さとみさんが吉田監督に「私を壊してほしい」と言っていたのを聞き
この監督はどんな作品を作っているのか気になり鑑賞しました
調べてみるとかなり前ですが安田顕さん主演で『愛しのアイリ
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THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

4.6

「NETFLIXの得意分野」

引き込まれる引き込まれる、目の前にその状況が浮かんでくる
でも全てじゃない、気持ちは高ぶり焦ってしまう
どうしても声が大きくなってしまう
深呼吸、深呼吸、とにかく落ち着
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キネマの天地(1986年製作の映画)

5.0

「映画は魔法」

映画って、夢を見させてくれるいいものですね
見た人の人生を変えるほどの力があるのだと思います
テレビドラマや動画だってその力の先にあるもの
映画館で観ている時は特別なんです
特別な空
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

4.4

「人の歴史、エイプの歴史」

歴史を忘れ新たな時代になっても知能を持つと過去と同じ過ちを犯すのか?
エイプの新時代ではあるが人がたどった道を繰り返す感じがします
昔見た『猿の惑星』もそうであったように
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ポセイドン(2006年製作の映画)

4.5

「ジーン・パックマンのも見てね」

パニック映画の好きなところは登場人物それぞれバラバラな個性が折り重なり単純な一つの目標へ向かって進むというごくごくシンプルなストーリーだからです
時には意見が衝突し
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あまろっく(2024年製作の映画)

4.6

「過去もマルっとひっくるめて」

ドラマ『ソロ活女子のススメ』の江口のりこさん
このドラマのような彼女の忍び笑いを追い求めての鑑賞
素晴らしく満足のいく作品でした
私は何故だか彼女が笑うととてつもなく
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.5

「恵まれていた」

私の両親は介護が必要なほどではないけどもう十分に歳をとっています
シングルマザーの妹が両親と自身の娘と4人暮らし
それがもう10年続いてる

そんな彼女に何か励ましになる映画を教え
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セルフレス/覚醒した記憶(2015年製作の映画)

4.2

「不死は誰もが願うのか?」

『天国から来たチャンピオン』や『アイランド』などなどその他諸々の要素が詰め込まれた面白い作品でした

このような内容の映画は大好きです
あまり深く考えずにさらりと見られて
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ツユクサ(2022年製作の映画)

4.5

「ツユクサはどこにでもあるそうです」

ありきたりだけど
悲しみを知った人は人に優しくなれるのでしょうね
憂いを持つ人は優しくなれると金八先生も言ってました

歳を重ねればいろいろありますよ
初恋もす
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いまダンスをするのは誰だ?(2023年製作の映画)

3.8

「樋口了一さんの熱演に感謝です」

見ていてどんどん胸が苦しくなる
馬場 功一はどんどん追い込まれてゆく
家族、会社、社会からら
身近に彼や彼等のような人はいない
もしもそんな人に出会ったら、私は素直
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

5.0

「古き良きを今楽しむ」

前作のアフターライフでの復活は涙ながらに見ていました
シリーズを通してもしも…ジョン・べルーシがと何度も思いつつ
あの頃の映画が懐かしい
まだ人の気持ちや心にたいしても未熟だ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

「日本でこの映画が見られる平和がいい」

映画『アルキメデスの大戦』では、平山忠道造船中将が「巨大戦艦「大和」が沈むことで日本は戦争をやめるだろう」
この言葉が蘇る
しかしそれでも日本人は辞めなかった
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.7

「読み取る力がアップしていた」

もう何年も前にこの映画を観たはずなのに内容もすっかり忘れていました
その時には言葉の持つ力や素晴らしさに全く気が付きませんでした

NHKでドラマが始まり何度も何度も
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馬鹿まるだし(1964年製作の映画)

4.4

「男はつらいよ」

白木蓮は御新造さんを思っての花
口はけっして出せない心の奥底にしまってある気持ちを彼は秘めているのでしょう
きっと周りから見たら丸見えなのかもしれませんが戦地から帰らぬ人に迷惑がか
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ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

4.7

「消えた武士道」

小野田さんのことをすっかり忘れていました
1972年というと今からもう50年も前になってしまうのですね
今の若い人達は知らないでしょうし信じられない事実です
映画を見ないにしてもグ
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

5.0

「まるでジブリのよう」

「愛のロマンス」
このギターの曲、こんな名前だったのですね

最初にこの映画を見たのは たぶん中学生の頃
見るには見たけど少しも心に残っていなかった
戦争のせいで孤児になった
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.7

「次は無いというよりも

とても辛い
さいわいにというか幸運にというか、私は物事をあまり深く長く考えることが苦手で彼女の思考のようにはどうしてもなれない
理解はできないが苦しそうなことは分かる
どう接
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.3

「アカデミー賞おめでとうございます」

受賞前と受賞後の二度鑑賞
やはり映画は何度見ても良いものです
一度では分からないことや見落としなど多いものです
さすが視覚効果賞受賞作品ですね
初回で目が行くの
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身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

4.0

「食わず嫌いじゃないですよ」

ムロさん
少し苦手な役者さんでした
クセ強くてやりすぎなとこが、あと佐藤二郎さんもね
それもこれも全部福田監督の作品だったからということに気づき他の作品も見たら面白い
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.1

「忘れていた名作」

先日、NHKの『映画音楽はすばらしい!』を見ていたら安田顕さんが
「この映画のサントラは何度も聴いていました」
と言っていてすっかり内容を忘れていたことに気がつきやっと見ました
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ある男(2022年製作の映画)

4.7

「曾根崎義彦は誰じゃ」

ある男とは誰のことなのだろう
当然ながらこの作品から見るにXさんのことだと思われます
しかし「ある男」、この表現だと男であれば誰でも当てはまってしまうのです
主役はどうやら妻
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パレード(2024年製作の映画)

4.1

「優しい映画」

死後がこうならそんなに悪くない

あの人はちゃんと会えたのだろうか
想いはかなり深かったはず
あの子はどうだろう
まだ訳もわからずさまよってはいないだろうか

私の人生に二人ほど気に
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ストーカー(2002年製作の映画)

3.5

「妄想か憧れか」

ロビン・ウィリアムズのファンです
なのでこの作品は公開当時以来見ていませんでした
犯罪者の役だから見なかったんじゃないんです
むしろ俳優としてこのような役をやることも素晴らしい挑戦
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

「…………長い」

ホアキン・フェニックスが主演ということとこの作品のタイトルのこの二点だけに惹かれて映画館へ
どんな映画なのだろうとワクワクしながら観ておりました
えっ?? ??ん?…… ?んーん?
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.2

「いいものです」

嫌いじゃないけど難しかった
二人はソウルメイト
二人は親友
二人は友達

心の奥底の本音よりももっと底
生まれる前からと言っていい
ソウルメイトってそうなのかと思ってた

ソウルメ
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コットンテール(2022年製作の映画)

4.1

「父と娘、父と息子 もうあの日には戻れない」

思い出すことがある

何も知らずに映画館へ
そうか、そんな映画だったのか
甦る記憶に胸が熱くなる

私は昔からずっと殻を閉ざしたままでいるのだと思う
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星の旅人たち(2010年製作の映画)

4.2

「辛さをさらりと」

四国がいい
お遍路の距離は1400キロだそうです

歩く速度はゆっくりと色々なことを考える時間
目に見える景色を眺められる
人は結構長い距離歩くことが出来るように思います
歩ける
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蝿の王(1990年製作の映画)

3.5

「生死は二の次」

それぞれが生き残るために出来ること

極限の状況下での正しい判断とは何か?
しかしそれはいつのまにか恐怖を克服するための行動になり
その恐怖を忘れるために群れていく
文化も文明も消
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