しゃけ造さんの映画レビュー・感想・評価

しゃけ造

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ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

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ジャイアンがミクジンの解説に対して、社会科の先生と旅行してんじゃないのと言っていたが、逆にこの作品を見たおかげで、高校の時世界史を勉強し始めたとき、バグダッドとかアッラシード王とかの単語にテンションが>>続きを読む

日の丸~寺山修司40年目の挑発~(2022年製作の映画)

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カリスマと同様、面白い着眼点を持った作品。毎度街頭インタビューのズケズケ感は少し胸がキュッとなるが、真のインタビューをするにはこの方法意外にないのではとも思う。
象徴的だったのは、寺山時代にも行ってい
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ドラえもん のび太の海底鬼岩城(1983年製作の映画)

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昔のドラえもんっぽい、毒のない作品。作品の構造自体は面白いが、膨らませようがないのでリメイクは出ないと予想。パラレルだろうから深くは考えないが、ドラえもん世界の海には海底人と人魚族が両方いて、お互いの>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

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パーフェクトデイズを見たばかりで、通ずるところがあるように思えた。両作品とも、独特な生き方をする主人公の孤独に寄り添った作品だが、決定的に違うのは、こちらの作品の主人公であるファーンが、人間として弱い>>続きを読む

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

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圧倒的神テーマ…!オリキャラが入っていない分話がスムーズだった。意外と地下もすんなり脚本に組み込まれていて良かった。おもしろい。そして、ファイナルゲームと違い落ちの付け方が納得。カイジの詰めの甘さが存>>続きを読む

カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

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カッコいいカイジと情けないカイジを使い分けられる藤原竜也はさすが。利根川の起用はめっちゃ良かった。遠藤とは比較にならない因縁があるし、ライバルが味方になり、最後裏切るのも利根川のほうがエッジが効いてい>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

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カイジにあるまじきサクサクっぷりで面白かった。単純なギャンブルではなかったが、その分人望などをかき集めて勝負するという斬新さが新しい。しかしながら、結末には納得がいかない。どういう形であれ、カイジを文>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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理不尽に意味を与え続けてきた新海誠らしい作品が、ついに日本人にとって最も大きな理不尽たる「地震」をテーマに作った作品。そのため物語の主題は、従来重視されてきたジュブナイルよりもむしろ、地震という理不尽>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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百の人間に百の人生あり。理論物理学者であり、科学のセールスマンであるオッペンハイマーの人生を史実に忠実に、しかし大胆に脚色して描かれた作品。特にニールス・ボーアやアインシュタインなど、当時のトップ科学>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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オカルト犬神アクションバトルでおもろい。鬼太郎という立ち位置を崩さないダーク要素もあり、満足のいく作品。

ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚(1988年製作の映画)

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日野日出志らしいといえばらしいし、ギニーピッグとはグロを追求するシリーズなのだから当然だが、不条理かつひたすらグロい。ストーリーも独特ではあるが、グロにほぼリソースを全振りしている。

リング(1998年製作の映画)

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ひさしぶりに見た。改めて見ても流石すぎる。冒頭から不安感を煽り、締める所は締め、緩めるところは緩めることで、話に緩急がついて恐怖のカタルシスを倍増させている。演出の編集味が少々くどかったが、全く問題に>>続きを読む

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

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脅威のアホ映画だが、何から何までアホなので、期待せず見ることができる。そして、その天元突破した期待のなさでみると意外に面白い。まごうことなきクソ映画なのに、もう何遍も見てしまっている闇の作品

世界女族物語(1962年製作の映画)

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世界の女性に関する文化や風習を描いたドキュメンタリー。ただ、ヤコペッティがそういう監督なので当然だが、ヤラセが満載で、ドキュメンタリーとしてバカ真面目に見る作品ではない上、体はあくまでドキュメンタリー>>続きを読む

続・世界残酷物語(1963年製作の映画)

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ドキュメンタリーではあり得ない画角などが増え、モンド感は増した。嘘感と、その嘘くささを真面目に突き通す感じはモキュメンタリーとして完成に近づいている感じがする。ただ、言うほどエログロでもないと思ってし>>続きを読む

世界残酷物語(1962年製作の映画)

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個人的新入生におすすめしたい映画セレクトNo.1。モキュメンタリーの巨塔。虚実が入り混じりすぎて、日本の風俗の紹介がなければ信じてしまうかもしれない領域がある。冒頭の台詞は、そのままこの作品への反駁に>>続きを読む

女神の継承(2021年製作の映画)

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タイに旅行行ったばかりだったので、バス・タクシーとか市場とか、こんな感じやったなと思いながら鑑賞。タイ番呪詛と聞いて見てみたが、全く違う。どちらもリアルさの中にホラーを演出しようとしているが、アプロー>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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常に芝居がかっているのがこの監督の作風だが、今作は幕間の間に舞台裏が挟まれる。そのたびに連続性が切れてしまうし、演出も作為的なので没入感は薄い。ただ、構図がきれいだし、画作り自体はわかりやすいので飽き>>続きを読む

ドラえもん のび太と鉄人兵団(1986年製作の映画)

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新のピッポの代わりにミクロスが活躍していた。昔らしい描き方で、同時に新の現代に合わせたリチューンポイントが見えた。

映画ドラえもん 新のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜(2011年製作の映画)

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名作。2時間以下という時間制限の中で、登場人物の心の動きをおざなりにせず、描ききっている。ロボットが人間をダメな「生物」と言っていたのが印象的だった。ロボットの心問題は、AIが一般化した現代ならよりよ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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役所広司という俳優に、全幅の信頼を寄せて描かれた作品。無口な主人公の日常を、徹底的に描き切ることができたのは役所広司のおかげ。
この作品では、影が大きなテーマになっていたが、影にかぎらずありとあらゆる
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ドラえもん のび太の創世日記(1995年製作の映画)

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虫も神のいたずらで進化したのに、それを忘れているというのは人類の傲慢さに対する隠れたメッセージなのか。
虫人間は神のいたずらがなければ、地上は虫人間が支配していたと言っていた。しかし、現実の地球では、
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ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

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程よくまとまっている良いエンタメ。主題歌が妙に耳に残っている。

映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝(2008年製作の映画)

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世界観は面白く、話は濃いが、逆に詰め込みすぎて一個一個が消化不良。草の竹トンボみたいなやつは劇場版特典で配られていたと推測。

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