タナバタさんの映画レビュー・感想・評価

タナバタ

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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.5

奇抜な設定に溺れず、最大限物語に活かしラストまで進むので現実にはあり得なくてもリアルに感じさせてくれる。
本当にヒロインのような容姿も心も綺麗な人と結ばれるのなら、主人公のようなハンデを抱えていても生
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ソードフィッシュ(2001年製作の映画)

3.8

冒頭の入りが見事だっただけにスケールの大きい展開が起きると期待したがそこまでだった。
ただ、カーチェイスやバスで逃亡する際のアイデアなんかは個人的にツボ。

オアシス(2002年製作の映画)

4.7

ムンソリがあの役を演じるにあたりどう役作りしたのか気になって仕方がない。
正直、安易に人へ勧める作品ではないと感じるほど徹底的に現実を突きつけられる。
最後、主人公が彼女の為に起こすアクションに強く心
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

最初は言葉もほとんど通じなかった主人公がターミナルで出会う人達を通じて成長していく様は観ていて心地よかった。
コミカルでクスクス笑ってしまうシーンもあれば、主人公の祖国や父親への愛と信念の強さに感銘を
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.3

ファンタジーな部分と現実的な部分のバランス感覚が冴え渡っている作品。
辛い記憶でも、それを教訓にしていつか自分を助けてくれる時が来ると信じたいと思える作品。
今、大切な人と揉めている人はその人と一緒に
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僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

3.9

法を犯しまくりだけど全く悪びれず大真面目にリメイク版をとる姿が笑いを誘う。
ただ、客を呼ぶため、ガッカリさせないために出来ることならなんでもやる行動力や発想力は、今厳しい現状にたたされているレンタルシ
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

4.2

観る前はただブンブン暴走しまくる映画だと思ってたら大間違いだった。
ファミリーは確かにいけないことしてるんだけどそれ以上に魅力があってにくめない。
立場が正反対のコンビが絆を深める話は個人的に大好きな
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.6

途中途中辛くて一時停止しながら、じっくり噛みしめて観ました。
一人一人のエピソードが繋がっていくたびオギーへの愛だけでなく人間関係の難しさに気がつかされる。
下手に道徳の教科書を読むより、これをみせた
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.3

出てくるわ出てくるわスターがわんさか笑
ただ会話してるだけで絵になるから恐れ入る
ストーリー展開も行われる作戦同様一切無駄なく観ていて退屈場面はない
ラストの一人ずつ去るシーンがエモいです
なんで今ま
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

4.0

1に負けないスケールの大きさと映像表現さらに最後のどんでん返しでついにんまりしてしまう。
ただ、1を見とかないと面白さが半減してしまうのでそこは注意。
雨のシーンが1番お気に入りです。

ロンゲスト・ヤード(2005年製作の映画)

3.9

アメフトで囚人と看守がバトルっていうだけでワクワクしてしまう。
基本はスポ根ものだかアメリカ映画らしく簡単に重要な人が死んだりするところも憎めない笑
また、久しぶりにチームスポーツがしたくなった。

アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.7

見事にどんでん返されました笑
これはもう設定を思いついた時点で脚本家は金もらっていいレベルです。
ダラダラと間延びもなく、ラストまで時間を忘れて観てしまう。
ほとんどワンシチュエーションで進むため舞台
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

話の展開は結構ベタで読めてしまうがアクションシーンが今まで観てきた映画の中で1番ハマりそれだけで心が満たされた。
日本にもこういうカッコいいおじさまが大暴れする映画が増えると嬉しいです。

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.6

人の脳内に入るという設定がというより、そこからの展開の仕方がぶっ飛んでいて最高。
登場人物は変態ばかりだが、まじめなトーンで進むため観てるこっちはそのギャップに呆れて笑うしかなくなる。
あんな3pの仕
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アジョシ(2010年製作の映画)

4.8

『韓国版レオンではなくこれはアジョシだ』そう声を大にして叫びたい。
レオンより少女を助ける動機が強く、韓国が抱える格差問題も漂わせながら、ウォンビンの洗練されたアクションに終始引き込まれる。
過去のト
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

最後に朝子が起こした優柔不断な行動が自分にはよくわかる気がします。
最低で無責任なんだけど、誰だって生きてくなかで衝動的かつ無意識に手のひらくるくるしたことありますよね?自分だけか笑
恋愛するのが怖く
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ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.7

本屋で始まる出会いのシーンから、ラストの記者会見シーンまで退屈な箇所が見当たらない。
ローマの休日も素晴らしいがこちらも全然負けてないです。
最後にあの人物が主人公の目を覚まさせるシーンは前半部分との
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.2

主人公が障害をいい訳にせず、夢に向かっていく姿だけじゃなく、障害を受け入れて健常者の時よりも精神的に成長していくのがよかった。
研修仲間のマックスや料理長、手厳しい研修官など、登場人物それぞれのキャラ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

クソガキ天才詐欺師と人情溢れるFBI捜査官の対比がよきです。
追うものと追われるものの二人ですが途中からバディものにみえるくらい、かけ合いがハマっていて痛快!
ラストからの後日談も映画になれば絶対観に
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パージ(2013年製作の映画)

3.2

なんか設定だけで燃え尽きた感がハンパないですね笑
設定を活かしたどんでん返しだったりが一つでもあればよかったんですが、物語の中で起こる全てが想定の範囲内で観賞後もスッキリしませんでした。

ルームメイト(1992年製作の映画)

3.6

ヘディほど末期じゃなくても、近い人は子どもから大人まで一定数いますよね。
一方的に憧れている対象の真似をして、それが相手にとって嫌なことだと気がつかない人。
服や髪型でもなんでも、色々試し失敗しながら
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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

3.8

タバコが嫌いな私もついつい主人公を応援してしまう。
また、仕事に対するプライドやポリシーを貫き通している主人公は見ていて気持ちがいい。
ただ、仕事人間にとどまらず、息子に対しても愛情を持っていて、その
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

独裁者といえば真っ先に名があがるであろうアドルフヒトラー。
彼が突如蘇り、最初は現代のドイツに悲観しながら、もちまえのカリスマ性と話術で過去と同じよう民主を魅了していく様は妙にリアルで恐ろしさを感じる
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劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.9

試写会にて鑑賞
ドラマを見ていませんでしたが、十分についていけるように描かれています。
時代が1980年代ということもあって今はない給食メニューが出てきたりと、世代によって懐かしんだり驚いたりできるの
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

喜劇と悲劇、観る人によってどちらとも捉えることのできる作品です。
格差に苦しみながらも驚異のバイタリティーを発揮し夢と希望に寄生する家族。
この映画を観るまで半地下という存在すら知らなかった自分も終始
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

話題作だからといって恋人や家族と観るのはおすすめしません。
常に心臓を優しく握られている、そんな感覚に陥ります。
しかし、時々訪れるシュールでクスリと笑えるシーンがいいアクセントになっていると感じる。
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

4.3

くそ〜見事に騙されました。冒頭から謎が謎を呼び視聴者もイリュージョニストも謎を抱えたまま物語が進んでいきます。
ラストが鮮やかで動機や伏線もバッチリ決まってるし、登場人物も全員粒揃いで次回作も観てみた
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.7

『お前みたいな男に娘はやらん』みたいなくだりは日本だけではないみたい。
いい大人の二人が決めた決断をいくら家族だからってグチグチ言うのはナンセンスですよね。
主人公と婚約者の父親の職業が物語をラストま
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エスター(2009年製作の映画)

4.8

数年前、兄と冷戦中に午後のロードショーかなんかで観ました。
この傑作ホラー映画は2時間で2年間に及ぶ冷戦を終戦させました。
兄も私も終始エスターの暴虐ぶりに眉をひそめながら、どちらが先にエスターの正体
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

おまえ怪しいぞって奴が犯人であれまってなりました。
それでも十分に魅力的な映画であることは変わりません。
看護士の性格やクセが様々な場面の伏線として機能しているし、ミステリーでありがちなただ謎を解くだ
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