あすかさんの映画レビュー・感想・評価

あすか

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.0

なんこれ
ゴジラっていうコンテンツの難しさを実感したわ、もうちょっと脚本にこだわりがあっても良かったのでは……エンタメで両立できるところはあっただろうに……得意な領域にゴジラを引き込んだだけに見えたよ
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

近年のスコセッシの中ではダントツなのでは。
ディカプリオがモリーのことが本当に好きなのか、否かが掴みきれない前半の演技うま過ぎて痺れた。あとロバートデニーロってやっぱすごいんだな。"キング"は吸血鬼的
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ウォーリー(2008年製作の映画)

5.0

今の夫と付き合いたての時に家で見て、2人で冒頭5分で号泣した。ほぼ10年ぶりに観た。泣かなかったけど、やっぱりディズニーで一番好きだー!!!アトラクションができることをずっと待ってるのに。
(観ている
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

4時間の意味ある?と思ったけど、経緯ではなく、それが起こるまでの環境を描いてたんだってラスト15分でわかったらゾワってなった。
大事なところで小四がどんな顔してたかとかわからないのも、色々考えちゃった

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

あらすじが既に出オチだけど、どう100分もたせるんだ?と思いながらみた。
バイオハザードあるいはデビルメイクライ方式のカット割がめちゃくちゃ効いてる。普通に何が映るかわからなくて怖い。あと奥行きのない
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

なんか、なんか、なんか、めちゃくちゃずーーっとモヤモヤしたのは私が偏屈だからなの?
国を取り戻すために人の好意を使うみたいなのも「女だからこういう作戦が通用する」みたいなふうに感じられちゃったよ。
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

4.5

邦題でてっきり子ども視点で色々語られるもんだと思ってたんだけど、全然ヤンヤンだけの話じゃない。A ONE AND A TWO!

みんなの願いは同時には叶わないんだよね

「お互い何が見えているか分か
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.5

早稲田松竹のエドワードヤン特集をもうずっと心待ちにしていて、ようやく見れた。嬉しい。
エレベーターのシーンが出てくるたびに台湾が急速に発展したことの象徴としてそのビル群を思った。こういうところがエドワ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.7

一人の女が好きすぎる情けなくも可愛げのあるすっごい小物に描かれててるかと思ったら、急にカリスマ性もろ出しになったりして、その緩急が歴史上の人物ってよりももう少し親近感わいて、めちゃくちゃおもろかった

マクベス(2021年製作の映画)

3.8

古今東西、運命みたいなものに乗っかってしまった時に、それでも人間としての最後の部分が諦めさせたり、もう殺してくれと願ったりするんだなと思いながらみたり。
もう眠ることができない、とかは考えることができ
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正欲(2023年製作の映画)

3.7

みんな、一人じゃないって思った時に目に光が宿ってて、一人かもしれないと思ってる時、目が死んでた。稲垣吾郎は一人じゃないはずなのに最初っから最後まで普通なのにずっと目が死んでた、新垣結衣と道で会った時だ>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.5

西洋絵画みたいな構図だけど湿度が日本でまじめちゃくちゃ絵作り綺麗だった、教養を感じてワクワクした。ヤクザの喧嘩、怖いはずなのに構図がキモかったり滑稽だったりしてゲラゲラ笑いながら見てた、エンタメとして>>続きを読む

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.9

映像のチープさがまたいい演出になっててゲラゲラ笑いながら見た
イギリス版とんち話や

アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.7

かっけー。
論理的かつ効率的な生活=人間的な感情を排除するっていうのは、この映画が公開された50年前よりも、現代の方がしみじみ染みちゃいそうだ。たとえ非効率で非論理的でも愛は忘れないでいたいよね

君の名は。(2016年製作の映画)

3.7

天邪鬼精神が働きまくって見てなくて、いよいよみた。
所々羞恥ダメージを負うけど、骨太だった。美しさが暴力性を纏ってる。

ハウルの動く城をずっと思い出してた。ハウルも震災後に作られてたらこうなっていた
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ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.0

白黒だからめっちゃ古い映画かと思ったら全然そんなことなかった。こういう映画をずっと見てたいな

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

中途半端に色が入った刺青がまた三上の孤独を表しているようでチラチラと見えるたびに胸が痛くなった

どういうつもりで「すばらしき世界」とタイトルをつけたのか監督にめちゃくちゃ聞いてみたい

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.5

なんとなくずっと、純粋で素直で無欲なホビットですらドワーフへの信頼が揺らぐという描写がかなり人間臭い

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.6

テスト採点しながらだらだらみた
この時ゴラムをやれていれば……とも思ったけどゴラムをやってしまっていたら多分指輪を捨てる塔にも辿り着けていないんだよなあ

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

みんなそれぞれほのかにやばくて、誰にも感情移入できないまま終わった。それが本当かどうかはどうでもいい、というのはグッサリきてしまった。じゃあ正義ってなんだよお。人にどう見られるか、見られてるか、だけで>>続きを読む

サブウェイ(1984年製作の映画)

3.5

見直し。18歳で見た時より沁みた。
パリの地下鉄乗った時、この映画のおかげでかなり興奮した。

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.5

思わず「エメット・レイ 実在」でググっちゃった

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

記憶がはっきり残る状態で見るユーモラスな悪夢。アリアスターなりのトゥルーマンショー。今までで一番好き。

クローサー(2004年製作の映画)

3.8

真実を言っても言わなくても愛は可視化できません!!
アリスを愛していただけで、ジェーンを愛してた人は誰もいないんか……

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.0

はー、こういうのちゃんと集中して見切れて感激する自分の感性、まだ死んでなくってよかった。めっちゃ沁みた

21グラム(2003年製作の映画)

3.9

軽い気持ちで見るんじゃなかったけど見てよかった

イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

3.5

人生はスープのようにごった煮でそれなりになぜか旨くなるってことなんかな

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

オーガストのおかげで10月生まれの自分がなんだか誇らしく感じた。無知を生まないために、伝わらないかもしれないと思いながらもきっと彼は言葉を尽くすんだろうな。私も見習いたいな。赦すと、許可の違いについて>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

Twitterで流れてくる女どろどろもんの漫画ついつい読み進めちゃうみたいな感じだった

お気に入り、ただし愛し愛されているわけではない

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

18+版レディバードじゃん。

将軍のラストについては私は復讐というか、希望も感じたけどな。「私もベラとしての目標も生きる道も見つけたので、あんたも羊としての目標を見つけてください」みたいな。最初と最
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オーメン(1976年製作の映画)

4.5

いやー、名作中の名作だわ。
カメラアングルの音楽だけでちゃんと怖いもんね。人の想像力で怖さを加速させる。

ちっちゃい頃、お父さんが悪魔とバンパイアにハマって、レンタルビデオで山ほど借りてきた中にこれ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.6

空前のチャーリーカウフマンブーム。

ジェイクが主人公と思って見ると見やすかった

この監督は、記憶を再現性可能な独自のものと認識しているところが好きだな。ノンフィクションだって、事実よりも創作に重な
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

カメラワークがきもくて勝手に「これ、神目線で見てるなー」という解釈をした。鹿に対して群れでこられると怖いというお母さんと、何か伝えたがっていると解釈する娘がいて、結果的にずーっと変なバイアスがかかって>>続きを読む

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