ふぁさんの映画レビュー・感想・評価

ふぁ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

観終わった後、なんと言ったら良いか分からない感情に満たされ、しばらく誰とも口をききたくなくなった。そのくらい自分の中で咀嚼するのが難しい映画だった。

オッペンハイマーは理論派な科学者らしいが、その分
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

コレがまかり通っていたとは醜悪の極み。

おそらくワインスタインと似た者として、トランプもがっつり批判されてたのすごいと思った。日本じゃ出来ないな......。

あと、明るみになったのは氷山の一角に
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.3

サメ君の血生ぐせえ愛らしさにキュンときた。

最初からハイテンション、グロもお下品も上等なノリで楽しかった。

ハーレイ・クインが役者含めてキャラがばっちり立ちすぎているので、他メンバーはちゃんと印象
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エイリアン3(1992年製作の映画)

2.8

別に怖くもドキドキハラハラもしないんだが、エイリアンの倒し方はなかなか好き。

伏線というかヒントですげぇ熱いものに冷たい水ぶっかけたらどうなるかっていう場面を前にさりげなく見せてたところに好印象。
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凪待ち(2019年製作の映画)

3.8

人間の心の不可解さがテーマなのかな?と感じた。

気弱で加害なんてできそうになかったナベさんはあんなことしてしまうし、無法地帯のヤクザモンの親分が昔の借りをきちんと返すし、郁男に優しくしてくれて面倒見
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.8

アレハンドロこと、ベニチオ・デル・トロが「あばよ」と捨てゼリフを吐き、今まで見たことのない、カッコいい上に恐ろしすぎる銃の打ち方をするシーンを、何度も繰り返し見てしまいました。映画開始から28:00頃>>続きを読む

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.0

これが真実の物語とは、衝撃。

9.11のあの映像を見たのは幼い時だったが、現実とは思えない恐ろしさだったのは覚えている。
前代未聞のテロで被害者多数のため、許せない、という国民感情や政府の厳しい対応
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

イタリアの美しい自然や街並みを観るだけでも価値ある映画。

2人の仲が決定的になるまでがモダモダして長いなと感じるけど、恋愛ってそういうもんか。
本の話でも音楽の話でもお互い打てば響く関係で、2人は特
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.0

KKK映画といえば國民の創生ってイメージあったけど、劇中でも出て来てやっぱそうなのかと思った。しんどそうだけど観てみっかなぁ〜

英語のなまりやアクセントを聴き分けられるくらい英語力あればもっと楽しく
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.5

予想していたより悲しい映画だった。

しかし兄ちゃんが、おしっこする時もソロ活動する時も便座上げないの気になるわ

おそらく兄妹は過去に肉体関係もあったのではないか?と予想する。距離感が異様に近いんだ
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.0

1回目のゲロは納豆みたいで、2回目のゲロはマンゴーソースみたいだね!

劇中、彼氏未満がオススメして来た映画の中で、ブレックファストクラブだけ観ていなかったので、私も観なければ!と思った。ラストのステ
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ルーム(2015年製作の映画)

4.0

肉体的にも精神的にも"へや"から出て行く物語。

シンプルだけどタイトルロゴにも意味が込められていて好き。

へやから脱出する時のハラハラと、ジャックが目にした世界のとてつもない広さ、美しさが一緒くた
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.5

トマシンがひたすら可哀想。

祈りさえ捧げれば救われるだの、罪があるから試練が課されるだの、結局人間の尺度で神を解釈してるだけだよね、と残酷にもはっきり言っていて割と私は好きだ。神は人間の創造物説もあ
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処刑人(1999年製作の映画)

3.5

猫チャンが大変なことになった後の壁に写真貼ってるけど、何も誤魔化せてなくてヒドイ😂

善悪ってなんだ?っていう結構真面目なテーマも扱ってるのに、観終わったあとウィレム・デフォーの女装が記憶の大部分を占
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

あの世界観をスクリーンで観られるなら映画代が安く感じられるレベル。
今回から参加のキャストのラインナップ見ただけでも興奮で鼻血ブー。

だが、長い。映画が終わる頃にはおしっこ満タン大ピンチ太郎だった。
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セッション(2014年製作の映画)

3.0

ファッキンテンポ!!!

フレッチャーが死んでも、教え子誰も葬式来なさそう。

プロの世界に行くにはこのくらいの厳しさが必要なんだ!っていう刷り込みを利用したアカハラ構造としか見えない。厳しさと侮辱は
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.5

家に監視カメラ仕掛けたくらいから、もうこれあきまへんやん......。となった。

犬のファンには非常に辛いシーンアリなので注意。

色んな解釈が出来る話でそこが魅力だと思う。
私が考えついたのは以下
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.7

画面を追いきるにはワタシの目の性能が足りねえ!

立場がコロコロ変わって行くのが面白かった。
秘密を隠していた主人公が、今度は仲間から秘密を持たれていたり、追うもの追われる者の逆転、などなど。

スパ
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

ワンダウーマンのキャスティングで、この映画の成功は80%は確約されたも同然。どこから見ても美女で神話の世界です!

スティーブは思ったより、いや、断然良い漢だった。

男性社会に入った女の息苦しさ、上
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

人生のアップダウン激しすぎぃ!

主人公を聖人君子ではなく、力を誇示しがちな自信過剰の自己中野郎に描いている所に好感が持てた。

コンプレックスを抱え込んで闇の中に暮らすより、さらけ出していっそ開き直
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

こんな感じであと199本続編が作られるのか!嬉しいなぁ!

ホラーっていうよりお仕事映画です。

エクソシストは体力、精神力、ギャグセンス、レスバの強さが求められる。

あの大傑作の1作目エクソシスト
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.0

色が印象的。青はなんとなく穏やかさや安心、赤と黄色は緊張や警戒を感じた。

ケヴィンはシャロンに間違ったタフさを教えた1人でもあるのに、再会したらなんか俺はそういうの卒業したから感あるの若干腹立つな.
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.0

勝敗よりもバレー楽しいよおおおお!!!という多幸感が全面に出ていて良かった。

トスを上げた時のバフォ!!って音やシューズのギャギャって音が素晴らしかったので映画館で観て良かったです。あと研磨視点での
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黄龍の村(2021年製作の映画)

2.5

映画のジャンルがガラッと変わる場面が瞬間最大風速的に面白かった。

が、ウェイな男女混交大学生グループを見ただけで体調不良になるので会話劇を観ているのがしんどかった。若者同士の会話が、べいびーわるきゅ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

人間の耳ってそんなに伸びるんだ〜!(バカな)

タイトルの出方がカッコ良くて好き

AI怖い話かと思ったら、子育ての難しさとか心を理解するとはどういうことかというテーマにも波及していて面白かった。
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.0

キングスマンにしては真面目だったな......。

キングスマンの魅力の1つがテンポの良さだと思うんだが、今作は重厚で1つの場面が長い。とにかく真面目。もうちょっとチャランポランというか省略があっても
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

1.0

全ての場面が他のなんかの映画で観たことあるような代物だった。
ブレードランナーみたいなの撮りたかったのかなぁ......じゃあブレードランナー観るわ!となった。

海外の人が思うなんか間違った日本のイ
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

皆全力で良かった。

真っ当に少年が反抗期を経て、己の真にやりたいことを見つけて友情を知る話なんだな〜と思ったら最後にスパイス効いてた。面白い。

弾みたいな純粋にスゲェ奴には勝てねぇよ......!
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破戒(2022年製作の映画)

3.0

善良な人間の周りには善良な人が集まってくるものだな、と思った。

子どもが言う「大人が差別するから真似してるだけです」みたいな台詞、ホント一応大人の一員になってしまった者からするとスミマセンの一言に尽
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

2.5

マグニフィコ王の「無礼者たちへ」が、1人で抱えこんで頑張り過ぎちゃって、ついにストレス爆発しちゃった人の歌に聴こえる。
あんだけ自ら人に与え続けて「ちょっとの尊敬が欲しいだけ」って言えるの普通に賢王で
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

この熱量とキャスト陣で完結まで作ってほしい!

キャスティング、皆良い。特に鶴見中尉の気味悪いけど、カリスマ性と色気ある感じ、スゲ〜

杉元とアシリパさん(と白石)が互いの文化の食事を摂ることで絆が深
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.0

「汝の隣人を愛せ」がいかに難しいことか。

モノクロ映画だと思って観はじめたので、カラーの使い方が新鮮で印象に残った。

アガサ・クリスティの「ハロウィン・パーティー」「マイティ・ソー」とケネス・ブラ
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.5

ロードオブザリングのホビット庄の曲って「郷愁」って感じで良いよね......。

E.Tのところで落涙して、3回ほど戻して見直した。

映画音楽のミュージシャンは楽譜をその場で渡されて、ぶっつけで演奏
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.5

もう今は滅多に聞かないが、本のことを「御本」て言うの良いなぁ。

財布落とした事件は私だったら卒倒するし、お尻ぺんぺんくらいしちゃうな...「全部戻しておけよ〜」で済ます校長先生の度量が凄い。

トッ
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

1.5

中学生が書いたみたいな脚本。
厨二映画として突き抜けるなら、詠唱の言葉は何言ってるかちゃんと設定しないと!

ガブリエルの衣装はダサいし、ルシファーの息子は雑魚モブと見た目変わらないし、武器もダサいし
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

4.0

ハリスおばさんの素敵なものを見たときのパァっとした笑顔がすごく良い。男女共に慕われるのが納得できる人たらしぶり。

脇でイザベル・ユペールが出ていて、大女優!とびっくりしたが、なかなかおいしい役でイイ
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