ゆめかさんの映画レビュー・感想・評価

ゆめか

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ニッポンの大家族 Saiko! The Large family 放送禁止 劇場版(2009年製作の映画)

3.6

よくある大家族ものドキュメンタリーそのまま!

前作の伏線が回収されたラストには感動笑

一番怖かったのは、家族が実のお父さん失踪についてインタビューされてる後ろの方で、こっそり覗いてる人間が見えてた
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.6

環境によっては、立場が逆転する。
非現実的な環境なら、のお話。

これが、現実かー。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.1

オッペンハイマーの成功と苦悩の姿。

天才が故に、女性関係のだらしなさはいつの時代も一緒だなあと妙に納得。

研究者として、未知の発見、発明への渇望、その先に待っている世界が滅亡するかもしれない恐怖、
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

体は大人、頭脳は新生児。

性への目覚めから、カラーになる画面。
純粋無垢な女性が、好奇心に任せるまま色々な経験をし、考え、向上し、最後は芯を持った大人として成長していく物語。

女として生きづらい世
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お引越し(1993年製作の映画)

4.5

れんの大人になる過程。

子供ながらにも、受け止めきれない現実をなんとか消化(消火)しようと、もがいてあがいて、前に進む。

奥行のある構図、長回し、常に「動」が存在する。
ラストの川での幸せだった頃
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.9

クローネンバーグの『クラッシュ』感。

痛々しい描写の中に、ジェンダーへの問いかけ、解放がテーマとしてあるらしい(考察いくつか見て納得)

男性の描き方が滑稽というか、少し残念な感じに会えて見せてるの
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

社会の網から取りこぼされた女の子のお話。


あみこに悪気はない、っていうのが1番辛い。

ラスト、一瞬お化けになりかけて、持ち直したシーンは、あみこ自身も生きることを諦めた瞬間だったのかな。

色々
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

人間って怖い

急に出てくる幽霊、ではなく気づいたらぬっと居る、これはこれで怖い。

でもこの作品の本質は、人間の欲望は底知れないという事。
哀川翔演じる神主の言葉が刺さった。
普通を受け入れること、
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ショート・カッツ(1993年製作の映画)

3.6

PTAの「マグノリア」元ネタから視聴
考える映画


きっと雨が降ってくる。
あなたは囚われ人。

人生の囚われ人。

思いがけない何かが起きて
人生を動かし変えていく。

_____________
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

別れるって考え出したら、かさぶたみたいに気になって仕方ない…
みたいなセリフ。

エモい。

サブカル好きの2人が大人になって、
すれ違って、
違う道を歩んでいくお話。

思い返すと素晴らしい思い出、
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

大人も楽しめる特撮映画。

エヴァを彷彿とさせるシーン、てんこ盛り。
カメラアングルが自由、見ていて飽きがこない。

人間て難しいけど面白い存在ですね。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

遊び心満載!

雑誌のページに沿ったストーリー展開、
画角、色使い、アニメーション
全部お洒落

部屋のインテリアとして飾っておきたい、
そんな映画

レアセドゥ可愛すぎる

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.5

予想を裏切る展開

グロ要素に対して、双子の可愛さがチグハグで面白い

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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

どうにもならない
不条理な運命

ミッドサマーからこの作品に行き着きました。もれなく不快な気分になれます。

父親の悪事のせいで、家族誰がが犠牲にならなくてはいけない運命。

追い詰められた状況下で、
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.9

終始不穏

出てきそうで、出てこない。

モノクロ、下からの照明、不気味な音楽。
「ウィッチ」同様の雰囲気。

ウィリアムデフォーのアップが1番怖いです笑

A24、期待通りです。
これからも、こんな
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.5

救いの無い世界

胸糞悪い映画でした。

どんなに親がクズでも、子供にとってはたった1人の親。


しゅうへいにとって、母親が全てであり、疑いのない愛が存在している。それが周りから見たら、どんなに歪ん
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