ともさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

とも

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トイレット(2010年製作の映画)

4.0

母親が亡くなって、残された3人子どもたちと一言も話さない祖母との奇妙な暮らし。

荻上直子監督らしい穏やかでシュールなテンポ。荻上監督の作品を見ているときは時間の流れが止まるようで安心できる。

もた
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映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

3.3

ラクガキがエネルギーになっている王国の話。最近街が整備されてラクガキが少ないため、この王国の兵が攻めてくる。

踊れアミーゴや夢見ワールドみたいに怖いところはなく、まるーいしんちゃん映画という感じ。ち
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マザー!(2017年製作の映画)

3.5

キリスト教がベースになっているが、それが分からないと意味不明なパニック映画。

詩人の夫と2人で暮らす主人公だが、なぜかそこへ夫が次々人を招き入れ、ひっちゃかめっちゃかになる。

カメラワークはアップ
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.5

何回見てもいい映画。テーマは「懐かしさ」で、大人たちが20世紀へ子ども返りしてしまう話。

途中しっかり笑えるシーンもあり、全部がいい。笑えるシーンがほぼ全てハラハラするシーンでもあり、ふたつの意味で
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

2.5

ポン・ジュノ監督の作品を観たくて鑑賞。実際にあった事件を題材にしているサスペンス映画。

ラストにゾワっとなるが、正直全てラストのための映画というかんじ。過程はごちゃごちゃといろいろあるが、ごちゃごち
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クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015年製作の映画)

3.8

テンポよい笑えるパニックホラー系映画。

ひろしがメキシコに転勤になり、家族でメキシコに移住。そこでキラーサボテンが人々を襲撃し始め…という話。

ハラハラたのしい。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.0

子どもの頃見たときには、ただの分からない怖い映画だったのに、今日見たらめちゃくちゃ素晴らしい映画だった。。

もののけ姫ってタイトルだから、自然側の視点になりやすいけど、登場人物すべての気持ちに共感で
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.2

期待通りのドキドキハラハラの魔女退治もの。
ねずみがかわいい。
ラストがちょっと意外だった。🐀

アス(2019年製作の映画)

4.0

「ゲットアウト」のジョーダンピール監督の2作目。ゲットアウトが良すぎたので期待して観たけど、期待を超えてきた。

前作ゲットアウト同様の社会派サスペンス。前作よりグロテスクでドギツイ印象。血や服の赤と
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

社会派サスペンス。主人公が恋人の家族のもとへ挨拶をしに行くが、そこで感じる違和感の正体がだんだん明らかになっていく。

最後は急に過激だが、終わりに向かって疾走していくスピード感がさいこう。召使いの涙
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

映像と歌がとてもいい。映画館で観るべき映画ってかんじ。
ストーリーは、もちろんフィクションなので、まあ飛躍やつっこみどころはある。何で知ってるの?とか運良すぎないか?とか、、。
ただ、この映画はストー
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.7

設定は面白い。グロテスクなシーン多めで、刺激的なものが見たい人にはいいかもしれない。

ただ、あまり見て得られるものはない気もする。ラストは高尚なところへ物語を消化させようとしているが、ピンとこないオ
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.1

密室ホラーもの。身元不明の遺体の解剖を進めるにつれて、怪奇現象が起こる。

ストーリーはたいしてなく、ただドキドキ感を味わえる。謎は解けないのでちょっとまもやるが、とにかくジェーン・ドウ役の人が綺麗で
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.3

ハルとレオとシマ、みんな危うくて、3人が危ういバランスを保ちつつ、繋がっている。
決定的な出来事、象徴的な出来事ばかりが描かれていて、過程はぼやけているので全体的にぼやけた印象になる。だけど、歌はとて
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

おしゃれで、可愛いけど、ドギツい映画でもある。
これは事前情報を一切入れず鑑賞してほしい。この映画を見ようと思う人とは友達になれそう。

男性⇄女性の構図だけでなく、既存システムに疑問を持たず温存する
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

3.7

幼稚で不器用な主人公と優等生の女子生徒の話。話の流れはよくあるラブストーリーなので先が読めるが、だからこそ多くの人が自分を重ねて安心して見れる。

架空OL日記(2020年製作の映画)

4.5

日常系の映画。最初はバカリズムがOLになってることがおもしろいと思っていたが、途中からそれはもうどうでも良くて、ストーリー自体がおもしろい。かと言って何か大きな事件が起こるわけではなく、そこには僕たち>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

すごい映画だということはめちゃめちゃ分かるが、楽しめるかと言ったらわからない、それほど難解すぎる映画。
時間軸が入り乱れていて、一回見ただけでは理解できない。解説サイトを見て、ちょっとわかった気になる
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.5

簡単に言えば、結婚詐欺の話、だが、全くそれだけではない物語。フェミニズムも感じられる社会派の映画。コメディ要素もあり、緩急が絶妙なバランスで、久し振りにもう一度見たくなる映画に出会えた。出てくる俳優陣>>続きを読む

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.3

富豪一家におこる殺人事件についての物語。皆に動機があるが、なんとなく結末は予想できてしまう感じ。ただ、画が終始おしゃれで可愛い。アメリとまではいかないけれど、ちょっとアート系の要素も楽しめる映画。終わ>>続きを読む

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