温もりと倖せと突き抜けた感動を抱く
『フルーツバスケット』の劇場版作品
大感動やね
本当に素敵な作品...
愛する人と一緒に過ごせることが
どれほど幸せなことなのかを痛いほど感じた
作品の構成としては透と夾の恋愛部分を纏めた総集編、今日子さんと勝也さんの出会いから別れまでを描いた物語、そして透と夾のその後を描いた3部構成となっている
【総集編】
透と夾が中心に描かれているけど何度観ても込み上げてくるものがあってたくさんのシーンで感動する
アニメでもそうやったけど、由希と夾の喧嘩のシーンは特に感動が大きい
挿入歌の『生まれる願い』がやっぱり素敵な曲
【勝也と今日子の物語】
「寂しいと言って泣いた君は
とても人間らしくて
好きだと思ったから」
誰かを必要に、誰かに必要とされたい
そして誰かから愛されたかった今日子さん
そんな今日子さんが実習生である勝也さんと出会う
「勝也が透を抱き締める時の優しい顔
死にたくなるほど幸せになる」
確かに先生ぽくないし、捻くれてる所はあるけど
今日子さんと透のことを死ぬほど愛していることが伝わって、かっこいいなぁって
そんな勝也さんとのあまりに突然な別れ...
透を忘れてしまう程の絶望に感情移入するし、
理解が及ばない絶望に胸が痛くなる
「透が幸せでいますように」
透という存在があったことで前向きになり、
宝物のように大切に育ててきた今日子さん
その今日子さんが死に際に想うこのセリフはどうしたって涙が出てしまう
【透と夾のその後】
卒業後の夾くんがかっこいい
身体つきも以前よりしっかりした感じで、
透目線の下からみた夾くんに惚れ惚れ
大切な人と過ごせる日々に胸が温かくなって、
同時にそれはすごく羨ましいことやなぁって
⚫︎主題歌
大橋トリオ『虹とカイト』