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もっと超越した所へ。のトウのレビュー・感想・評価

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)
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女は家を構え、男は鳥のようにそこを転々とする。男がそこを離れるときはしっかり跡を濁すし、次の場所でも変わらない。男はクズでそういうものだと割り切って描かれていて、女はそれをどれだけ許せるか、受け容れられるか。それが「超越」ってことなのかと言われるとわからないけど、aikoが流れてくるとまあいいかって思えちゃう。良くも悪くもだけど。

女として連帯することが「超越」に繋がるっていうのはすごい。男にはきっとできないことだから。
それがオマージュ元である『恋の渦』に対してのアンサーとしての「超越」なのかも。

でも三浦大輔だったら…とか節々で感じちゃうのは残念。舞台的なメタ展開も含めて

ギャルの伊藤万理華がみられてありがたい。お揃いのグリルス最高。おしっこかと思ったらうんちだったかもしれない伊藤万理華最高。
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