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アウトサイダーのeop421のレビュー・感想・評価

アウトサイダー(1981年製作の映画)
2.5
タル・ベーラの初期作です。その後の彼の作品の片鱗は伺えます。カラー作は初めてで新鮮でした。ドキュメンタリー要素もある作品です。社会主義の時代の様子は先の見えない閉塞感を感じますね。なんだろう?このネガティブにしかなれない空気は…。飲んで踊ることくらいしか憂さ晴らしの方法が無い様子は気の毒に思うほど…。主人公のアンドラーシュは社会で生きていくには不適合な人間。『普通』に生きることが他の人と違って上手くできないようです。『普通』の感覚の持ち主なら一緒に暮らすのが辛くなるのは解ります。しかし奥さんのカタもどうなんだ?と思います。文句ばかり言う女は同性の自分から見てもウンザリ。女の嫌な部分を見せられるのは不快。
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