神道や仏教そしてキリスト教がらみのイベントが混在している我が国を宗教の切り口で映画にするにはどうすればいいのかな、なんてことを勝手に考えながら観てました。ペルーだと馬に乗って軍事的文化的宗教的に蹂躙しにきたスペインが愛と憎しみの対象になるのかもしれませんが、日本だとどうなるんだろう、なんてね。それはさておきこの映画、ラストの持って行き方はちょっと図式的にすぎるんじゃないかな。最初と最後に出てくる鍵穴にしても思わせぶりだしね。（毛を刈られるのを嫌がってメェ〜と鳴く羊の頭をコツンと叩いて黙らせるおばさんにクスリ。犬も可愛いし、宗教から自由な動物はいいですね！）
