題名:BLUE GIANT
鑑賞日時:2024年3月9日
鑑賞方式:Netflix
評価:3.8(MAX5.0)
『俺たち今からジャズをやるんだべ。俺たち死ぬほどカッコいいな。』
□2024年45本目
□ジャズに魅了された若者たちの成長を描くアニメーション
主人公がテナーサックスを縦横無尽に操り観客を魅了していく様は圧巻で、“描写”そのものは大変素晴らしく演奏中のボルテージは青天井だった。
一方で、“音響”の部分に関してはややパワー不足で、魅了される観客の表情、聞く者すべてを飲み込む主人公の魔力が成す異空間の描写と比較するとやや見劣りしてしまう。劇場で見なかったとこと、私が音楽について門外漢なことと無関係ではないと思う。
とはいえ、人間ドラマの側面も優秀で、基本はそちらで引っ張ってくれる作劇は私個人としては有難かった。劇場版ということもあってダイジェスト感は強いが、テンポもよく、若者たちがジャズに魅了され、それに打ち込み、切磋琢磨し成長していく過程はスポ根物さながらの魅力に溢れている。
□まとめ
ジャズの魅力というのがイマイチ分からなくても楽しめる作品
以上