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オッペンハイマーのマリンのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
4.1
広島・長崎に落とすことになる原子爆弾を作った男、オッペンハイマーの挑戦と苦悩を描いた作品。
⚠️爆発シーン等があるため不安に思う方は注意です!!あと予想外にベッドシーンがありました…。


流石ノーラン監督、今回はSFじゃないから理解しやすいだろうと思ってたけど、しっかり難しかった!!!

核開発を行うまでと終戦後に公職追放になるまでを交互に描いていて一見シンプルなんだけど、登場人物の多さと普段耳にすることのない単語の羅列に理解が追いつかなかった🫠
ただただ180分の中に置かれた情報量が多過ぎる。
これ私だけじゃないよね…??
核開発に向けての会議とかも、いやいや君たち何言ってるか分からんよと思いながら観てた。

核開発が成功し全てを終わらせた時、周りが歓喜に溢れた表情をしている中で、オッペンハイマーが悲壮感と罪の意識に苛まれているのが、日本人としては複雑だった。
作らなければいいじゃないかと言えばそれまでなんだけど、どちらにせよどこかの国が戦争兵器として使用することになったのであろうことは避けられない気がする。


この映画180分あって膀胱との戦いだと覚悟して、万が一お手洗い行きたくなった時のために通路側の席にしたんだけど行かずに済んでびっくりした🫢
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