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オッペンハイマーのharema25のネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

思ってたのと全然違った…

何が評価されているのか
全然わからない

何の為にこの映画が作られたのか
全くわからない。

「爆弾は善人も悪人も無差別に殺す。」

Be yourself

軍服を着た科学者に
かけられた言葉

Only be yourself …

この映画を観て
響いたシーンは
正直ここだけ。

ドキュメンタリーで見た
オッペンハイマーのリアルな表情と
大統領の笑顔

人間性

科学

人類…

クリストファーノーランが
どう人類を描くのか、と思って観たけど

複雑すぎて

正直よくわからなかった。

オッペンハイマーが
どういう家庭で生まれ育ち
なぜ科学に興味を持ち
科学者になったのか
学問の探究と科学者としての野望
苦悩、葛藤…

もっとシンプルに描いてほしかった

これがクリストファーノーランの
最高傑作…?

正直理解できない。

『映像の世紀 バタフライエフェクト
マンハッタン計画
オッペンハイマーの栄光と罪』を
見直した。

「科学的なギャンブル」と語る大統領
具体的な数字

「私は 自分の手が血で汚れているように感じるのです」
オッペンハイマーの表情

「汚れているのは私の手だ
君が気にすることではない」

泣き虫
2度と連れてくるな

人間性が表れる笑顔

科学者の懸念

日本のニュース映画社が
製作した記録映画
「広島・長崎における原子爆弾の影響」

学術指導を担当したのは
仁科芳雄さん

リアルな記録映像が伝える現実

米軍に押収されたフィルムが
保管され今
届けられる

オッペンハイマーの肉声のトーン

「核兵器は侵略の兵器
奇襲と恐怖の兵器に他なりません」

「水爆の開発は
私たちの倫理の根本に関わる問題です」

「恐怖のみに駆られれば
この危機の時代を生き抜くことはできない」

「恐怖を乗り越える答えは
歩み寄る勇気ではないでしょうか」

来日したオッペンハイマー

原爆に関わったことを後悔しているか?
と記者に問われ

「後悔はしていない」

「それは
申し訳ないと思っていない
ということではない」

と。

〈原爆の父〉の苦しみ…

「私たちには大義があったと信じています」

「しかし私たちの心は
完全に楽になってはいけないと思うのです」

「自然について研究して
その真実を学ぶことから逸脱し

人類の歴史の流れを
変えてしまったのですから」

「私は今になっても
あの時 もっとよい道があったと
言える自信がありません」

「私にはよい答えがないのです」

人間
オッペンハイマーさんの表情を
カメラが捉えて記録している

涙が出た

一人のヒトの責任ではない

人類

科学はヒトを何処に連れていくのだろうか

クリストファーノーランに期待したものは
この映画では得られなかった

オッペンハイマーさんという
一人の人間の人間性が描ききれてないように思えた

この映画から
何を受け取ればいいのか
正直
分からない。
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