ー 閃光がもたらす歓喜と破滅 ー
広島県人として、穏やかではいられない
軽度ながら両親も幼い頃に被爆している
[原爆の父]は悪名でしか無い
開発者に対して個人的に恨む感情は無いが、
永遠に呪われても仕方ないと思う
その他数多くの無名の関係者も含めて
これは個人的な物語では無い
科学の暴走は[心の欠落]
[畏れ] を忘れた世界は破滅に突き進む
戦争が加速させた原子力の時代
恐怖でマウントを取ろうとするのは原始の世界
二つの聴聞会 [1.核融合(カラー)] [2.核分裂(モノクロ)] が交差し同時進行する時間軸
まるで明滅するように流れ収束する作劇
C.ノーランが描く人類史の光と影は
叡智と卑小が同居する罪深い人の深淵だった