フィフス・エレメントのやつですね。
原作の舞台は18世紀スコットランドですが、本作は現代の中部アメリカ工業地帯に。この脚色でポップコーンムービー的な楽しさがあった。
恋人のSNS見てキャーってなったり、第3幕は「凶器それかよｗ」「血ぃ出すぎだろ」ってツッコんじゃう。
泥臭いクライムドラマっぽい画作り・役作りに、ロマン派の歌劇がそのまま乗っかってビザールな感触。
スクリーンオペラ観たの初めてなのになんか変化球っぽいのに当たった気がするぞｗ
主役はルチアですが、私はバリトンの悪役エンリーコが好き（狂乱の場ももちろん良い）。マフィアの設定になってて、初っ端からライン吸ったりして遊んでる役作り。タトゥーいっぱいでカッコいいし、回転舞台を酔っぱらってふらつきながらの演唱イイなー！
