川の流れ、瞬く星、広い世界を車で進む家族。
行く先はわからない、そして運命も…。
直接的には描かない、描けない、何が起こるかわからない。
なのにずっと暗さが付きまとう中で、次男の元気すぎる笑顔に何度救われたか。
歌で溢れる車内と、遠い遠い別れのシーン、構図や景色の対比が印象的。
次男の笑顔がこのまま変わらずにいて欲しい(テンションはちょっと抑えて)、そしてイラン映画の未来が明るくあって欲しいと願うばかり。
イラン映画について知識がほぼ無いので、試写後の解説を聴き、色々考えられてよかった◎
自分で解釈した事と、解説して頂いた内容を咀嚼して、絶対にもう一度みたい。