「誰が手を握ってあげるの？」
オンライン試写会にて
filmarks様ありがとうございます。
あらゆる生命に死をもたらす謎のガスが発生。明日には自分達の元にガスが来てしまう。そんな環境下で人は最後の日（幸か不幸かクリスマス）をそのように過ごすのか。
ハートウォーミングな作品や楽しい作品、ファンタジー的な作品の多いイメージのクリスマスムービーだが、本作は確実に死ぬと思われるガスの到達を待つのか、人間らしく最後を迎えるための尊厳死を選ぶのかという消してハッピーではない要素が用いられていて新鮮さがあった。
迫り来るガス（死）に対しての大人の考え方と子供（特にアート）の考え方の違いが見ている側に多くのことを考えさせるきっかけを与えると思う。
キャストが豪華で90分という見やすい時間の中でもいろいろなことを考えさせられる見応えのある作品だった。
ラストも良かった！
