こんなにも「ゲームの映画化」として真摯に丁寧に作られた映画がかつてあっただろうか。いやない。
ハリウッドクオリティの脚本と動きでおかしな事せずに「ゲームの」マリオを描いてくれてありがとう。まずそう言いたい。
ドンキーコングとマリオカートを入れ込んでくるあたりも素晴らしい。
また、楽曲のアレンジも素晴らしい。
お馴染みの曲が感動的に仕上げられていて、自然と心が動く。
脚本は意外性はなかったかもしれないが、意外性なんて必要ないでしょ。周りにいた子供達が大喜びしてたのがその証。
とは言え、なんだか親戚の子が海外留学に出て、垢抜けて帰ってきたような気分。立派になったけど、手の届かないところに行ってしまった感覚。
(その点、聖闘士星矢はまだ身近にいてくれているのかな。)