並行世界、いわゆるパラレルワールドを題材にした作品。主人公がとある選択を強いられ、一方の未来ともう一方の未来が同時進行で進み、その双方の並行世界を2つの作品に分けて描く試みはとっても魅力的だし画期的だと思う。
どちらから見てもいいとのことだったので事前にレビューなどで調べて『僕愛』から『君愛』の順番で鑑賞。
時間軸の操り方や大分市のロケーションなど楽しい仕掛けもいくつかあったんだけど、それ以上に邦画の悪しき習慣である説明セリフが多すぎてテンポが悪すぎた。もっと観客に不親切でいい。あと声の演技が聞いていられなくて、お願いだから本職の声優さんを起用してって願わざるを得なかった🤦
ラストのセリフだけで処理をする幕引きは潔くて好きよ。