さっちゃん

エスケーピング・フロム・ルールズ 私が私であるためにのさっちゃんのレビュー・感想・評価

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久しぶりのLifetime作品。ずっしり。
同性愛を神に反するって考える人たちがいるんだ、こんな罰を正しいと思って与える人たちがいるんだ、って衝撃でただただ辛かったです。
友だちが話してくれた「両親がありのままを受け止めてくれた愛してくれた」っていう話、アレックスはどんな気持ちで聞いていたんだろう。一番愛してほしい両親にありのままを愛してもらえない辛さ、私には想像してもわかりきれない。
それでもアレックスが最後まで強く生きられたのは愛する人がいたから。
その愛は誰でも平等であるべきなんだ。

これでも、こんな世の中でも、昔よりはずっとずっと理解されるようになってきたと思う。だからきっと未来はもっと明るいはず。
こんなずっしりな映画だからこそ最後のカットが美しくて忘れられない。あの笑顔がずっと続きますように。
さっちゃん

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