スローモーション男

土を喰らう十二ヵ月のスローモーション男のレビュー・感想・評価

土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)
4.0
 沢田研二主演、料理研究家の土井善晴が監修した郷土のありがたみ映画

四季折々の食材で自炊している作家のツトム。一年間の物語。

『リトル・フォレスト』という映画に似ていて良かったです。
タケノコを茹でて食べるシーンとか、鳩を追っかけ回すシーンが面白い。あと、撮影場所がすごい良いですね。遠くの雪山が綺麗。
 だが、期待よりかはそんなにでした…。本を書いているのだから、それが完成するのを見たかったですし。「死」についてのことも語っていたのでツトムの物語を語って欲しかったです。

 沢田研二の演技は本当に味がありますね。歳は取ってもまだまだやれるぜ!という感じですね。あとちょっとだけの出演ですが、今年亡くなった奈良岡朋子さんも最後に良かったですね。