このレビューはネタバレを含みます
『I’m an unnatural mother.』
を
"私には母性がない"と訳としていうには少し原文との距離を感じてたしかに"それ"について語られている作品だけれども作中では母性=motherhood という言葉を使っていないからこそすんばらしい作品だったなって。日本語字幕が作品の解説のようにならない方が好き。
『Children are a crushing responsibility.』
↑などの(シンプルで直接的な)英語表現の良さが生き生きとしていてキレッキレで切り込んでくる。母親としての矛盾した感情が溢れるほどあって彼女の涙の意味は(他者である自分には)まじでわからない。
バカンスが思い通りにいかないことが多いことも、旅先で人と出会う良さも混ぜ合いながら母親ってなんてアンビバレンスなんだ!を描いてくれた映画でした。こんなの観たことない。
ダコタ・ジョンソンさん綺麗だったー。
主演女優賞は本作ではなくて観たくて仕方がないクリステン・スチュワートさんを応援してる。