娘がさがしたこと・・・
ラストシーンはとても深く
考えさせられた。
連続殺人犯がSNS上で
複数のアカウントを使い
自殺志願者を募り殺害していたのは
2017年に神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が見つかった事件や
母を失った親子関係の微妙さなど
現代の闇を完全に描きだしていた。
最後の最後までハッキリしない感情に
なる作品だけど素晴らしい日本映画
だった◎
佐藤二朗のシリアスな名演。
山内を演じた清水尋也のサイコ感
娘の楓を演じた伊東蒼が素晴らしい。
劇中に流れる音楽が本当に良く
場面を彩っていたし特に
ラストシーンからのエンディング曲が
たまらなく良い。
素晴らしい作品でした。
🎥2023年23本目の映画観賞🎥
【さがす】(2022)
🎥🎥🎥Story🎥🎥🎥
大阪の下町に暮らす原田智と
中学生の娘・楓。
「指名手配中の連続殺人犯見たんや。
捕まえたら300万もらえるで」と
言う智の言葉を、楓はいつもの
冗談だと聞き流していた。
しかし、その翌朝、
智が忽然と姿を消す。
警察からも「大人の失踪は結末が
決まっている」と相手にされない中、
必死に父親の行方を捜す楓。
やがて、とある日雇い現場の作業員に
父の名前を見つけた楓だったが、
その人物は父とは違う、
まったく知らない若い男だった。
失意に沈む中、無造作に貼りだされて
いた連続殺人犯の指名手配チラシが
目に入った楓。
そこには、日雇い現場で出会った、
あの若い男の顔があった。
🎥🎥🎥memo🎥🎥🎥
「岬の兄妹」の片山慎三監督が
佐藤二朗を主演に迎え、姿を消した
父親と、必死に父を捜す娘の姿を
描いたヒューマンサスペンス。
智役を佐藤が、
「湯を沸かすほどの熱い愛」
「空白」の伊東蒼が楓役を演じる
ほか、清水尋也、
森田望智らが顔をそろえる。