もりいゆうた

死刑にいたる病のもりいゆうたのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
4.3
待ちに待った最新作!!予告編が面白そう過ぎて、期待値上がりまくりで見てしまったせいで、ちょっとだけ物足りない感。若干のわかりにくさもあり。いやぁ面白かったんですけどね…!

阿部サダヲのサイコパスなキャラクターは100点。ただ個人的に邦画サスペンス/スリラー映画の傑作『見えない目撃者』超えを期待していただけに、その期待を超えてはこなかった。過去の10作品見てのぞんだだけにね。

しかも勝手に白石監督の集大成きたかな、白石監督の作家性を残しつつ世間に受け入れられる作品がやっと生まれたかと思っていただけに。新海監督で言うところの『君の名は。』的な作品が。


個人的にトップ5は

1.孤狼の血 level2
2.孤狼の血
3.死刑にいたる病
4.彼女がその名を知らない鳥たち
4.ひとよ(同率で)

この5作品が特に面白かったです。そして、とにかく多作。1年で3本公開を2年続けてた。すごすぎる。もう少し寝てください。

今年のNo.1邦画サスペンスは『さがす』だったと『流浪の月』もあまり期待値を上げすぎずに楽しみに観に行こうと思う。


性的サディズム。酒鬼薔薇事件を思い出す。25年前。30分もかけてWikipediaで詳細を読んでしまった。邦画サスペンスを見てたら、日本の猟奇的な犯罪に無駄に詳しくなる。