えそじま

道化師の夜のえそじまのレビュー・感想・評価

道化師の夜(1953年製作の映画)
3.9
当時のハリエット・アンデルセンに対するベルイマン自身の悪魔のような嫉妬心、それによる関係の悪化の末、ひとり激しい人間嫌いを爆発させて書いた脚本だという。後の『第七の封印』のラストにつながる望遠がいくつかあったように思う。

「まさしくベルイマンこそ本当の才人、本物の創作家、真の見世物師だ」とフェリーニは語った。"老子はこう言わなかっただろうか?「ある考えを生み出したら、それを笑いとばせ」"(引用、フェデリコ・フェリーニ『私は映画だ-夢と回想-』、岩本憲児 訳)
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