余命10年のあいすのネタバレレビュー・内容・結末

結構楽しみにしていた映画。入りが良かったな。まつりちゃんと同じ入院先の女性が亡くなり、カメラを受け継ぐ。死は自分に重ねて考えてしまうのでとても感情移入できる。最後に和くんがそのカメラを受け継いでいて良かった。前半部分は進みが遅くて少し退屈だったけど、余命が少なくなるにつれて心臓がバクバクした。くっつくまで遅すぎる！恋愛映画だと思っていたけど、家族や友人たちとの愛の映画だと思った。家族との掛け合いが特にいい。母とお姉ちゃん、そして寡黙だけど娘が大好きなお父さん。素敵な家族愛。出版社の友達が彼氏と別れたのは何でだろう？その表現はよく分からなかった。最後の終わり方も良く、風に舞った桜の中で、生きて、笑い合っている2人、心に残るラストだった。四季が描かれていて良かった映画。今年絶対綺麗な桜を見に行く。