《諦めたら、そこで試合終了。》
伝説の漫画”SLAM DANK〟を原作者・井上雄彦自ら監督した話題作。
新海誠監督の新作”すずめの戸締まり〟を観る予定が、スケジュールが合わず急遽”SLAM DANK〟に。
1990年〜1996年まで少年ジャンプに連載された、自分の青年時代の象徴ともいえる漫画。
”SLAM DANK〟の何に魅了されたのか。
それはここにしかない”世界観〟。
桜木花道、赤木、流川、三井、そして宮城リョータ。
安西先生は、指導者の新しいあり方を世に示したように思う。
個性的で魅力的なキャラクターたちが、バスケットボールを通じて成長していく過程が描かれており、井上雄彦の”世界観〟が哲学的でありながらも、ハイセンスなユーモアを織り交ぜながら表現されていて、体育会系の熱さに現代的なクールさが絶妙にブレンドされた魅惑の世界がここにはある。
リアルタイムでは”SLAM DANK〟を知らない今の若者世代とこの”世界観〟を共有できることはとても嬉しい限り。
本作は宮城リョータに焦点を当てた物語。
家族のあり方が加味されていて、観る者の魂を震わす、深い味わいの新しい”SLAM DANK〟といえる。
やはり、”SLAM DANK〟は偉大ですね‼︎
