にっきい

Shariのにっきいのレビュー・感想・評価

Shari(2021年製作の映画)
1.3
ひたすら眠い63分間。

阪元裕吾監督の『黄龍の村』舞台挨拶観に第七藝術劇場に行った時にポスターと予告見て気になってた作品。
京都でも上映あったので観てきました。

鹿肉が食べたい話し。
タイトルの"Shari"って何の意味やろ?と思ってましたが、舞台が北海道知床の斜里町でした。
でももう一つ、乾いた雪を踏んだ時の"シャリッ"と言う音も関係してるんじゃないかと思いました。
随分前に雑誌で極地用装備には防水は必要無いと書いてあったのを思い出しました。
雪は積もっていても気温が低いので溶ける事はないし、外気に触れると水分は凍ってしまうので。
南極や北極ほどでは無いにしても真冬の北海道はかなり気温が低いので雪が細かなクラッシュアイス状で、握ったり踏んだりした時シャリシャリと音を出すんでしょうね。
さて何故映画の内容に関係ない事を長々と書いたかと言うと、内容に関して書く事が無いからなんです。
多分監督が伝えたかったのは地球規模の環境問題だと思うんですが、環境を守るために何かをしようとかそんな事は一切言わない。
そもそもストーリーのある劇映画ではありません。
斜里町の人々のインタビューと、雪の中を赤いやつがうろうろしてるのが映ってるだけ。
その合間にナレーションで流氷が少ないとか、南極で観測史上初の20℃を越えただとか、そんな情報がながれてくる。
赤いやつが何者で何処から来て何処へ行くのかも関係無し。
監督の1番言いたかったのは「それでも熱は必要だ。それでも雪は必要だ」って事。
因みに赤いやつのヴィジュアルは人型の毛玉です。

此れ観て次の映画観るまでの幕間、夕食食べてそれでもまだ時間があったのでシネコンのロビーでレビュー書いてた時、なんだか鼻がむずむす。
めちゃくちゃくしゃみが出てマスクの内側がびちょびちょにw
勿論マスクは代えましたよ。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2021年11月8日
鑑賞回:18:10〜19:16
劇場名:UPLINK京都
座席情報:スクリーン4 E-4
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:63分
備考:UPLINK京都会員(1100円)
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