yana

私ときどきレッサーパンダのyanaのレビュー・感想・評価

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
3.3
2.5(+1.0)

※主人公メイリンがお母さん(の若い頃)を慰める·和解するとこで泣いちゃったので+1.0

🙆‍♂️
・原題「Turning red(赤くなる)」は
思春期女の子の生理など体の変化を指していると思うけどこんな大作でアニメ映画で生理の話題出すなんて大人というか画期的
・これ⤴︎︎︎を"怒るとレッサーパンダに変身しちゃう"なんてトンデモ設定落とし込むイイ意味でのバカらしさ
・抑えられない·抑えたくない気持ちとの向き合い方にも触れてる映画であって
その着地もイイ
"隠さず家族や友達と向き合って行く"みたいな
・アニメーションとしてもレッサーパンダのモフモフ感とあの表情などから来る可愛らしいさ🙂、と学生感のある内輪ネタで盛り上がったりとか描写も細かくて好き(*^ω^*)
・今作、男性(この場合パパさん)は控えめだけど除け者にはされてなくて男側としても嫌な気持ちにはならなかった
・2002年?の時代設定も上手い
携帯電話がない時だからあんな騒動の後でも主人公達が楽しく暮らせてる
(にしても、大事件だから今まで通り平和に暮らせるかぁ??とは思う。笑)
・今作と似た映画として同じくピクサーの「メリダとおそろしの森」が浮かんで共通点も多いけど
アレをより磨いた感じで素晴らしかった

🙅‍♂️
・儀式を辞める理由として
「レッサーパンダでいた時の方が楽しくてホントの自分でいられた!!」って、別にレッサーパンダの呪い払ってもあの子達と楽しく出来るはずだから
"レッサーパンダでいる/受け入れる"="ありのまま(もしくは変化した後)の自分を受け入れる"を無理やり結び付けてる感があった
・終盤怪獣映画になってて楽しいけど大事すぎて最後平和にハッピーエンドはちょっと無理やりとゆーかビックリ😂
yana

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