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アブドゥルとジョゼ
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『アブドゥルとジョゼ』に投稿された感想・評価

chiyo

chiyoの感想・評価

4.0
2021/7/22
東ティモール映画祭で鑑賞。1978年、空襲で家族を失った8歳のジョゼ。現在は名前をアブドゥルに変え、キリスト教からイスラム教に改宗し、インドネシアで家族とともに暮らす。そんな彼が、NGOの支援を得て実現した、東ティモールの家族との再会。恐らく、アヴドゥルの妻は自身がインドネシア人なこともあり、夫の家族との再会は怖さもあったと思う。が、娘たちと同様に、彼の孤独をしっかりと理解し、彼の心に静かに寄り添う。中でも、長女の聡明さが素晴らしい。東ティモールのことは何も知らなかったけれど、インドネシアとの関係や東ティモールの風習等、とても勉強になった。特に、一度家族から離れた者を、再び家族として迎え入れる時の儀式が印象的。
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.0
「1978年、空襲が山村を襲い、8歳だったジョゼは一度に家族を失った。
生きるためインドネシア兵に付いて行き、終には国を後にする。
35年後、NGOの支援を得てジョゼは母国に戻る機会を得た。彼は名前をアブダルに変え、改宗し、家族を築いていた。
東ティモールの故郷の親戚は、ジョゼが亡くなったと思っていたが、再会を果たす。ジョゼは故郷や子どもの頃の記憶と、インドネシア人の家族の間で、新しい人生を出発させる。
歴史に翻弄された青年を追ったドキュメンタリー。」東ティモール映画祭のサイトより。

ジョゼは自分は死んだ人間で悪霊が見えると家に閉じこもりがちだった。
精神的に不安定で怒りっぽかったようだ。子どもの頃の戦争の記憶、
インドネシア軍の爆撃で目の前で人が亡くなったり、死体が転がる中を逃げたこと、
山に逃げたが水がなく、大人は見つかるとすぐに殺されるため、子供たちが危険な水汲みをしていたこと、インドネシア軍に捕まり重い荷物を運ぶ仕事をさせられたことを鮮明に覚えている。
35年前の戦争の辛い記憶のために、家族を持った今でも生きる気力を削がれ続けてきたのだ。
ジョゼはネットで東ティモールから連れ去られた子供たちの家族を探す援助をしているNGOがあることを知り連絡したら、出身地の村の名前を覚えていたため東ティモールで生き残っていた家族と連絡が取れ、自分の娘3人と妻を連れて一時帰国することができることとなった。
故郷では生き残っていた兄弟や叔父、その家族たちに暖かく迎え入れられた。
東ティモールでは行方不明になって遺体が見つからない場合にはその人の代わりに石を墓に入れて葬式をする。
ジョゼの母が亡くなる時、ジョゼと一緒に葬って欲しいと言ったので家族は母とジョゼに見立てた石を一緒にお墓に入れて葬式をした。
ジョゼは東ティモール式の復活の儀式を受けた。(彼はムスリムだが故郷の家族はカトリックなのでキリスト教の儀式。)
だんだんと彼の表情が柔らかくなっていく。
彼はインドネシアでお金を貯めて東ティモールに家族と帰りたいと言う。
彼の妻は彼の希望を叶えたいと言っているが時間がかかると思うと話す。
ジョゼは一刻も早く故郷に帰りたいようだが宗教も国も違うので家族を連れての帰国は簡単ではなさそうな気がする。
2017年の作品なのでその後どうなっただろうか。