このレビューはネタバレを含みます
エイドリアンの
アカデミー賞受賞作品だったから
ずっと見ておきたかった作品
頭で戦争の事を理解してるつもりでも
実際に映像で目にすると、
感じるものが強くて見た後当分放心状態だった
こんな残酷な世界が現実にあった事実が
受け止められなかった
戦争の酷さだけじゃなく
家族と仲間が死んでいく中で
自分1人だけが生き残る孤独と罪悪感
生きてるのか死んでるのか
わからないそんな窮地に襲われても
音楽家としての精神は消えることなく、
それがシュピルマン自身の命を救ったと感じた
エイドリアンの演技は、本当に凄かった
神経がすり減る思いだったと思う
戦時中の人間の精神状態は、
計り知れないものだと思うのに
見事な表現力で素晴らしかった