久しぶりにニコラス・ケイジを見た。
正直言ってニコラス・ケイジはそんなにめちゃくちゃファンって訳ではないし過去作もがっつり観てる方ではないので作品にのめり込むほどハマんなかったなー...
最近、めちゃくちゃB 級作品出演しててぶっ飛んだ役が多かった印象があるけど今作も相変わらずぶっ飛んでた(笑)
作中でも自身を演じアカデミー賞俳優のニック・ケイジとして借金まみれ、妻子には愛想つかされ、作品にも恵まれずにどん底ってていう設定が実際のニコラスケイジと全く同じ境遇を描いてるのがこれまた面白いところ。
そこにフィクションを加え大富豪でニックの大ファンのハビと出会う事でニックはCIAも介入するトラブルへと巻き込まれていく。
ハビとの絆を深めていくシーンはブロマンス的な要素がたくさんありました。
豪邸にはニックを愛してやまないハビの秘密のコレクションが展示してあったり自分の構想した映画の脚本にニックを出演させたがってたりこの熱烈なラブコールが惜しげもなく出ていたのがホッコリしました。
犯罪組織のトップかもしれないハビを巡ってニックはCIAと手を組んで潜入捜査をしていくんですがその捜査していく中で2人の関係も変化していきシリアスではないんですがコメディチックに描かれているので面白おかしく見られたのもあり楽しかったです。
もっと派手にやっちゃってもよかったかなというのがあって想定範囲内の暴れ具合でそこクリアしてたらもっと評価高かったかも。
名作のオマージュや若い頃の写真や映像が作中にたくさん出てきたりしてニコケイ好きには至高の作品だと思う！
