映画面白いよね

フラッグ・デイ 父を想う日の映画面白いよねのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

父と娘のハートフルストーリー。
とても良い映画だった。古き良きアメリカって感じ。本当の父と娘が演じてるってのがよりいい味を出していると思う、かなり自然だった。作中での愛してるって言葉は本心なんじゃないかな。
この父は何をやっても上手く行かない、家族の為を思ってやったことも裏目に出ちゃう、それでもずっと自分の娘たちだけは愛していた。せめて子供の前ではいいお父さんでいたいって思いが切実に伝わってきた。作中では「人は変われない」と言っていたけど、父は変わらなかったからこそずっと娘を愛し続けられたのかなと思った。題名のフラッグデイは父の誕生日であると同時に父の命日なんだな。
雁札についてはあまり深く触れられなかった。だからこそ親子の感情に上手く焦点を当てられていたと思う。あと、映像が綺麗かつ昔の話だからか、画がザラッとした紙みたいな質感って工夫もされてた。