ヴァルーン

ステキな金縛りのヴァルーンのネタバレレビュー・内容・結末

ステキな金縛り(2010年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

一番記憶に強く残ってる三谷幸喜映画

弁護士の宝生エミは失敗続きで「後がない」と任せられた一発逆転の事件が資産家殺人事件。 容疑者にはアリバイがあるが、それを証明できるのは一晩中彼の上に乗っていた落ち武者の幽霊のみ。 エミは落ち武者の幽霊を法廷に連れていき、証言を目論むが果たしてうまくいくのか?って話!

深津絵里がとりあえずずっとかわいい。 努力はしてるけどどこかに落ち度があってポンコツ感が勝ってしまってるキャラ。
三谷幸喜常連俳優をはじめ、数多くの役者が出てるけど全員個性が強めなのも良い。

死後の世界、というか死そのものがやけに軽い。 死後も普通に会えるからってことで阿部寛すらも簡単に死んじゃって、直後にコメディの一つになっちゃうところとかユニークですね。

法定は思いの外白熱。 ラストで急に感動映画に。 僕も幽霊とハーモニカで会話したい