この映画エグいっっって。何回刺されたやろう。心臓痛いって。観客は俯瞰的に見ているから何が起きているか分かるけど、あみ子は自分の世界でしか生きていないが故にずっと楽観的なのが残酷すぎる。自由奔放で子供らしくて可愛いなって思うけど、それが後半につれて辛い。あみ子がこうなったのって生まれつきかもしれないけど、環境も大いに関係してるよね。最後の展開も一見すると残酷な展開だけど、あみ子が生きやすい生活を送るための最善策だったのかもしれないな。無意識で他人を傷つけてるいるからこそあみ子を責めれないし、みんなが可哀想。
あみ子役の大沢一菜さんの演技が凄く良かった。広島弁の使い方や言葉の選び方が演技とは思えないほど自然。子供っぽさとADHD感の両方を兼ね備えているのが凄い。
クッキーのチョコだけを舐めるのとか、飲み物をストローで泡立てるのとか、俺も子供の頃よくやってたし、今でもたまにやってしまう。俺の子供のままの部分を俯瞰的に見たらこんな風に映るのかという痛さもあった。
