『かそけきサンカヨウ』(2021)
高校生の陽は、幼い頃に母の佐千代が家を出て、父の直とふたり暮らしをしていた。しかし、父が再婚し、義母となった美子とその連れ子の4歳のひなたとの4人家族の新たな暮らしが始まった。そんな新しい暮らしへの戸惑いを、同じ美術部に所属する陸に打ち明ける。実の母・佐千代への思いを募らせていた陽は、絵描きである佐千代の個展に陸と一緒に行く約束をする。(映画.comより引用)
家族のために友人との時間も犠牲にしていた陽が、わがままをしても許されるひなたを羨ましく、そして妬ましく思うのは避けられないことだよな。その心の機微を繊細に表現した志田彩羅がよかった。
鈴鹿央士の芝居も堪能でき、満足。
鈴鹿央士と志田彩羅が共演したドラゴン桜と同年ですが、おそらくこっちの方が先か。相性はいいな。
この映画に何を求めるか、期待をするかで大きく評価は変わりそう。
2024-234