Rocko

メインストリームのRockoのレビュー・感想・評価

メインストリーム(2021年製作の映画)
3.0
バタバタしていて1ヶ月ほどレビュー放置していてスミマセン!
2ヶ月ぶりのFan's Voiceさんオンライン試写です。

主演は『アメイジング・スパイダーマン』『アンダー・ザ・シルバーレイク』のアンドリュー・ガーフィールド。
ヒロインはユマ・サーマンとイーサン・ホークの娘でドラマ『ストレンジャー・シングス』S3を観た人なら一目でわかるマヤ・ホーク。
監督はフランシス・フォード・コッポラの孫で、ソフィア・コッポラの姪ジア・コッポラ。

~簡単なあらすじ~
バーで働きながら退屈な日々を過ごしていたフランキー(マヤ・ホーク)の前に破天荒なリンク(アンドリュー・ガーフィールド)が現れ、一躍人気YouTuberへとのし上がる。しかし、リンクの過激さから様々な問題が生じ・・・


~感想~ ※一部下ネタ含むネタバレあり。

恐るべしアンドリュー・ガーフィールド!パワフルでエネルギッシュで狂気に満ちた演技がヤバい。ストリーキングのシーンは肌色のパンツ穿いてるのに前の穴から何かがブランブランしてる。ツケチンがどうかは作品を観て各自でご判断を。(私は数回一時停止で確認済みです。)
それに反してマヤ・ホークの清純さが可愛らしくてキュンキュンしちゃう。ファッションも可愛らしい服が多くて彼女にしたい。

公開されている画像から2人の恋愛・青春メインかな?と思いきや、作品の大半がソーシャルメディア風刺。ポスターほどホラー感は無し。

今時というか個性的というか映像はアーティスティックでSNS風にアレンジして面白いんだけど、風刺にしては弱くメッセージ性も薄い。それが構えず観られる利点でもあります。
承認欲求、誹謗中傷などから生じる社会問題は現実社会の方で既に私たちが経験してしまってるいるので、作品で見せられても今更感ありあり。2020年の作品にしては真新しさが無いし。
元々主人公のリンクに人格的に問題があるのか、それとも大衆がモンスターYoutuberに仕立て上げたのかという問題提起に関しても中途半端で、観客に考えてねって言う手法にしてはお粗末かなぁと。

マヤ・ホーク目線の成長ドラマとしたら幼稚過ぎる様にも思えてしまい、何とも私には響かない作品でした。
どぎつい下ネタもあり、くだらない部分も多いので、この作品は鑑賞時の精神状態に大きく左右されたり、好みの部分で評価が分かれるはず。
私はオンライン試写でありがたかった・・・

何だかこき下ろしレビューになってしまいましたが、最後まで普通に面白く観れましたよ。
アンドリュー・ガーフィールドの演技は本当に凄まじいので、そこは観る価値ありです!
Rocko

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