【2023-353本目】
マジで「仮面ライダー 大人版」って感じ過ぎて、何を言っているのか全く分からなかった。いや、単に私の頭が悪いだけやわ。
何というか時代劇というか、NHKというか、何かそれっぽさを感じる映像と言い回しだった。でも、だからこそ当時の『仮面ライダー』がそのまま現代にやってきたような印象を感じた。
変身シーンとかバイクとかベルトとか武器とか、超絶憧れるものばかりだけど本作は結構シンプルで何事もなかったかのように淡々と描かれるから「来るぞ」みたいな期待とか楽しみは薄かった。
ポスターや予告からも、明らかに当時の『仮面ライダー』を見ていたかつての子供たち(現大人)とか大の仮面ライダーファン向けに作られたような雰囲気があったので、『仮面ライダーW』がど真ん中だった私は本作の楽しみ方みたいなのが合っていなかった気がする。
だからと言って、『シン・仮面ライダーW』とかが出ても多分、私は見ない気がする。これまでに「シン」がついたヒーローとか特撮映画は、どれも自分に合っていなかったので…。
仮面ライダーなんだけど、
「正義のヒーロー誕生」というヒーローアニメの1話でよくあるような展開を延々とやっている映画に感じた。
自身と葛藤して、自問自答して、色んな敵やっつけてお仲間見つけて、ルリ子の無念のために戦って最終的に自身の道を見つけるって結論なので。
ヒーロー作品って大体、最終回とか終わり方って主人公やキーパーソンが自分で何かを決意して終わることが多いよね。全てを見たわけじゃないから、あくまでいち個人の感想ですけど。