このレビューはネタバレを含みます
原作の大ファンだったのに、学生じゃなくなった途端に読んでた頃の気持ちが消えかけていたけど一緒で蘇る程素晴らしかった。
ラストのキスをしなかった磯辺は、忘れられたくないからしなかったのか、完全に小梅を吹っ切ったからなのか分からないけど個人的には忘れられたくないからであって欲しいと思った。
どことなく磯辺に似た人と付き合い始める小梅、小梅と別れ一人になったときに泣く磯辺。
はっぴいえんどの風をあつめてが悪天候の中に流れて、エモすぎて自分の胸が熱くなり最高の映画になったからやはり浅野いにおはすごいと思った。