兵庫県芦屋市のとある小学校に新しく赴任する事になった新米栄養士・菜々の奮闘を描いた作品。
子供の頃は給食が出てくるのが当たり前でそれを特別意識する事はなかったけれど、今になってもっと味わっておけば良かったなと思います。
だけど思い返してみると、スパゲティやちゃんぽんが好きでおかわりをクラスメイトとじゃんけんをして取り合っていたなとか、やっぱりカレーは鉄板人気メニューだったなとか、雑炊とクラッカー&いちごジャムはいつもセットだったなとか、だけど酢の物は苦手だったとか、おかずを二択から選べるセレクト給食があったり、名産のクジラの竜田揚げも食べたなとか、思いの外沢山の給食の思い出あります。
それ以外にも、節分の豆をドラゴンボールの仙豆に見立てて友達と遊んだり、こぼした牛乳を拭いた雑巾ってめちゃめちゃ臭かったなとか、給食にまつわる思い出も沢山あります。
食べる事は生きる事。
子供の頃、僕たちの生きるを給食は支えてくれていたんだなと今になって実感します。
栄養バランスはもちろん、宗教や主義、アレルギーなどを考えながら作ってくれた給食のおばちゃん達からの思い遣りにもう一度ちゃんと、いたただきますとごちそうさまを言いたい気持ちです。