オールウェイズ3丁目の夕日の対極にあるような映画。
初っ端から嫌な昭和描写の連べ打ち、汚ねー川、咳き込んでる子供がいる中でタバコ吸いまくる大人、そもそもその子はなんで咳込んでるのか？
過度に美化されたノスタルジーに浸る映画よりもこっちの方が断然好み。その後に続く元ネタの犬神家よりも嫌な人達の描写も良かった。
種明かしというか、本題である妖怪の部分が逆に弱いなってのとそっから一回仕切り直しで鬼太郎誕生に行くの？ってのがちょっと引っかかった。
あと絵柄は最新の鬼太郎に合わせててしょうがないんだろうけどもっと水木しげるのタッチに寄せたのが観たかった。
水木しげる原作の戦争のやつこのクオリティーでアニメ化してくれよう。
